持続可能な国づくりを考える会

経済・福祉・環境の相互促進関係を!

2008年5月11日シンポジウム開催のお知らせ

2007年09月02日 | シンポジウム
エコロジカルな合理性を考え、広く共有するためにタイトルのとおりにシンポジウムを企画しております。

場所等詳細は未定ですが、前回に引き続きパネリストに小澤徳太郎氏、岡野守也氏、西岡秀三氏を向かえる予定です。また「環境問題と経済は切っても切れない仲」と言うことで、経済の専門家、特に持続可能な経済、21世紀の経済のあり方にふさわしい見識をお持ちの先生をシンポジウムに招くべく現在調整をしているところであります。また、緑の福祉国家であるスウェーデンが何故そういう道を選べたのか、その謎を解くべくスウェーデンの歴史、特に民主主義の歴史についても触れたいと考えております。こちらも、それにふさわしいパネリストを招待できるように、現在がんばっております。

また、シンポジウムに向けての連続企画の学習会も企画しております。
直近は、小澤徳太郎氏を講師に招きます。
日時:10月21日 13:30~(開場は13:00)
場所:モンベル渋谷店5Fサロン
受講料:一般1500円、学生1000円、会員1000円。60名で締め切りとさせていただきます。お早めにお問い合わせください。

日本で唯一の肩書き「環境問題スペシャリスト」小澤氏のライブの講演を聴くチャンスです。参加希望の方は、左のメニューよりメールでお問い合わせください。


以上、お知らせでした。


と、お知らせだけでは、少々面白くないのですね、事務局齊藤でございます。
先日、環境問題スペシャリストの小澤先生とメールでやり取りしている雑談的なところで、氏は電力消費のピークの日を見事に当てておられました。
と、それ自体はそれほど難しいことではないのですが、この電力ピークという現象への分析は見事です。氏のブログを読んでいただけると話は早いと思いますが、一般市民の私の話も聞いてください。

例の日は、甲子園決勝しかも名勝負。お盆明けの操業。猛暑。と電力会社にとってはゾッとする三拍子がそろったわけです。どうしようもない条件です。
だけど、電力のピークはピーク(山頂)だけあって、ほんの一時なんですね。その一番が6100万キロワットだったと。
よくよく考えてみれば、先の三拍子の一つが掛けていれば日本の電力消費のピークつまり、日本の発電能力の最大値を下げることが出来るかもしれません。
ちょっと考えて見ましょう。

猛暑は、人智を超えたものだから、どうしようもありませんね。残るは、お盆明けの操業と甲子園。
今回は、電力割引契約の関係でお盆の操業が泣きを見ることになりましたが、操業は日常のことですから、それが途切れるのは望ましいことではありません。
と、残るは甲子園。甲子園は真夏じゃないと開催できないのでしょうか・・・。はて。

夏の風物詩になっているが、夏じゃないと野球はできないのか・・・。
原発を数基用意しても、夏に開催しなければならないのだろうか・・・。
秋開催じゃ、いけないのだろうか・・・。
ふーむ。

と、甲子園と原発を天秤に掛けて何だか大げさと思うかもしれませんが、実際それがおきたのが今年の夏だと思います。
刈羽原発が稼動していたら、ここまでのニュースにならなかったことでしょう。

東電は今まで「電力足りない=原発仕方ない」の姿勢でいましたが、それを声高に叫べないで苦しんだのが今年の夏だったと思います。
そろそろ、日本全体が、気づいてもいいのではないでしょうか。増やすことだけではむしろ高くつくことを。
甲子園を秋開催にするだけで、もしかしたら日本の年間の電力ピークが減るかも知れない=原発を減らす、若しくは化石燃料の使用量が減るという効果が出ると言うことを、しっかり合理的に考えるときではないかと。
みなさん、いかが思われます?
僕は、エアコンの効いた部屋で、猛暑の中がんばる球児たちを見る方がむしろ違和感があります。

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