運営委員長の岡野です。
今日の毎日新聞のネット版を見ていたら、ようやく日本の政治に少し希望の持てるニュースがありました。
「民主、共産、維新、社民、生活の野党5党は、安全保障関連法を廃止する「平和安全法制整備法廃止法案」と「国際平和支援法廃止法案」を衆院に共同提出した。これに先立ち5党は国会内で党首会談を開き、参院選や衆院補選など国政選挙での選挙協力を進めることで合意した。
……夏の参院選に向け、関連法に反対する市民団体と連携しながら政権への対決姿勢を強める。
党首会談では、民主の岡田克也代表が関連法廃止と集団的自衛権行使を認めた閣議決定の撤回▽安倍政権打倒を目指す▽国政選挙で現与党とその補完勢力を少数に追い込む▽国会対応や国政選挙のあらゆる場面で協力する−−の4点を呼びかけ、5党で合意した。
昨夏に共産が国民連合政府構想を呼びかけて以来、民主、共産両党が選挙協力方針で一致するのは初めて。
共産の志位和夫委員長は「参院選の(改選数1の)1人区で思い切った対応をしたい。国民連合政府の旗は横に置いて協力したい」と述べ、1人区での独自候補取り下げに前向きに応じる考えを示した。」
とりあえず党利党略ばかりでない決断をしてくれたことについて、野党5党に拍手を送りたいと思います。
これで、憲法改悪を阻止するためのぎりぎりの条件、〈夏の参院選で改憲勢力に3分の2を取らせないこと〉が可能になるかもしれません。
それがなんとかなったら、「持続可能な国づくり」の理念とビジョンを担ってくれる新党の誕生に向けて可能な働きかけを、気長にやっていく時間的余裕がいくらか生まれることになりそうで、少し希望を感じたというわけです。
しかし、手遅れにならないように、希望のあるうちに、ぜひできることをやっていきましょう。
まずは、学習会への参加から。お待ちしています。