本日、運営委員8名が集まり、現職の民主党 衆参両院の国会議員420名に宛て、「理念とビジョンの冊子」と「反応票」をお送りいたしました。
民主党 国会議員の皆さまから、どのようなご意見・ご感想・反応をいただけるか、運営委員一同、楽しみにしています。
理念については以下の通り、全文公開いたします。ビジョンについては、ダイジェスト版を、数日に1度ずつ掲載していきますので、ご期待ください。
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持続可能な国づくりの会・理念
私たちの目標
私たちは21世紀の日本に生きる市民として、次の目標を掲げます。
私たちの目標は、自然と調和し、人間が相互に和を保ち協力しあい、公平で自由な、持続的に安全で安心して生きることのできるほんとうの民主主義=人間尊重社会を創ることです。
調和と協力
人間はもともと自然とつながり、人とつながっており、つながることによってのみ生きられる存在です。私たちは、自然に依存しており、人間同士支えあっています。自然や他の人とのつながりと交流があってはじめて、人間として身体的にも知的にも心情的にも健康に生き、成長できるのです。また、一人一人の幸せな生活に必要なものの大部分は、自然と調和し、他の人々と協力することによってのみ、持続的に生み出すことができます。
よい社会は、自然と調和し、互いに協力しあい、心配りをしあい、尊敬しあうことから生まれるのです。そういう事実にしっかりと気づくことから、調和と協力の心が生まれます。
公平と自由
協力しあうためには、一人一人全員が、人間としての基本的な価値、尊厳、権利を公平(フェア)に分配されているという意味で平等である必要があります。対等な人間同士であってはじめて、妬みあい争いあうことなしに心から協力しあうことができるからです。
とはいっても、平等は個々人の個性や努力から生まれる違いと相反するものではありません。安心して自分らしく生きるために基本的に必要なもの(安心して生計を営める経済力、教育の機会、文化を享受する機会など)が公正に分配されている必要があるということです。
自由とは、相互に安心できる社会に誰もが参加することができ、その決定に自由意思で一票を投じることができ、社会全体と協調しながら、自分の考え方や生き方について自己決定をし、自分の将来を自分で選ぶことができることです。
それはいうまでもなく公正な手続きを経て決定された社会の共同の意思を無視したり、他者の自由を侵害してまで自分勝手な言動をすることができるという意味ではありません。
その中には、市民権などの基本的権利、すなわち誰でも投票できるという平等な権利、思想と信仰の自由、言論と結社の自由などが含まれています。
また、私たちに託された地球環境とりわけ資源・エネルギーが有限である以上、私たちの世代の自由は次の世代の自由を侵害するものであってはなりません。
安全と安心
私たちが目標とする安全・安心には8つの面があります。①安全に安心して産み・生まれることができること、②教育の機会を失うことはないこと、③職業・生活費を失うことはないこと、④病気になっても十分な治療を受けられること、⑤老いても安心して生活できること、⑥望まない社会的な孤立・孤独に陥ることはないこと、⑦不本意な死に方をすることはないこと、⑧いのちの基盤である豊かな自然と平和が永続するということ、です。こうした8つの安全・安心が持続的に得られる国こそ、ほんとうの福祉国家だと考えます。
こうした安全・安心は、個々人の努力だけで得られるものではなく、社会のメンバー全員が協力することによってのみ得られるものです。私たちの社会を安全・安心な社会にするには、なによりも協力社会にすることが必要なのです。
民主党 国会議員の皆さまから、どのようなご意見・ご感想・反応をいただけるか、運営委員一同、楽しみにしています。
理念については以下の通り、全文公開いたします。ビジョンについては、ダイジェスト版を、数日に1度ずつ掲載していきますので、ご期待ください。
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持続可能な国づくりの会・理念
私たちの目標
私たちは21世紀の日本に生きる市民として、次の目標を掲げます。
私たちの目標は、自然と調和し、人間が相互に和を保ち協力しあい、公平で自由な、持続的に安全で安心して生きることのできるほんとうの民主主義=人間尊重社会を創ることです。
調和と協力
人間はもともと自然とつながり、人とつながっており、つながることによってのみ生きられる存在です。私たちは、自然に依存しており、人間同士支えあっています。自然や他の人とのつながりと交流があってはじめて、人間として身体的にも知的にも心情的にも健康に生き、成長できるのです。また、一人一人の幸せな生活に必要なものの大部分は、自然と調和し、他の人々と協力することによってのみ、持続的に生み出すことができます。
よい社会は、自然と調和し、互いに協力しあい、心配りをしあい、尊敬しあうことから生まれるのです。そういう事実にしっかりと気づくことから、調和と協力の心が生まれます。
公平と自由
協力しあうためには、一人一人全員が、人間としての基本的な価値、尊厳、権利を公平(フェア)に分配されているという意味で平等である必要があります。対等な人間同士であってはじめて、妬みあい争いあうことなしに心から協力しあうことができるからです。
とはいっても、平等は個々人の個性や努力から生まれる違いと相反するものではありません。安心して自分らしく生きるために基本的に必要なもの(安心して生計を営める経済力、教育の機会、文化を享受する機会など)が公正に分配されている必要があるということです。
自由とは、相互に安心できる社会に誰もが参加することができ、その決定に自由意思で一票を投じることができ、社会全体と協調しながら、自分の考え方や生き方について自己決定をし、自分の将来を自分で選ぶことができることです。
それはいうまでもなく公正な手続きを経て決定された社会の共同の意思を無視したり、他者の自由を侵害してまで自分勝手な言動をすることができるという意味ではありません。
その中には、市民権などの基本的権利、すなわち誰でも投票できるという平等な権利、思想と信仰の自由、言論と結社の自由などが含まれています。
また、私たちに託された地球環境とりわけ資源・エネルギーが有限である以上、私たちの世代の自由は次の世代の自由を侵害するものであってはなりません。
安全と安心
私たちが目標とする安全・安心には8つの面があります。①安全に安心して産み・生まれることができること、②教育の機会を失うことはないこと、③職業・生活費を失うことはないこと、④病気になっても十分な治療を受けられること、⑤老いても安心して生活できること、⑥望まない社会的な孤立・孤独に陥ることはないこと、⑦不本意な死に方をすることはないこと、⑧いのちの基盤である豊かな自然と平和が永続するということ、です。こうした8つの安全・安心が持続的に得られる国こそ、ほんとうの福祉国家だと考えます。
こうした安全・安心は、個々人の努力だけで得られるものではなく、社会のメンバー全員が協力することによってのみ得られるものです。私たちの社会を安全・安心な社会にするには、なによりも協力社会にすることが必要なのです。