GreenNova活動奮闘記!!

グリーンノヴァは八王子市、青梅市、日高市、飯能市、日野市、国分寺市、川崎市、横浜市、他で造園・剪定・消毒・をしています。

紅葉 2014  番外 その2

2014年10月23日 | 代表 下川のブログ
実は先日の八千穂高原の紅葉狩りには目的があった。

八千穂高原から30分ほど車で走った場所にそれはある。




「小海町高原美術館」




周りの人間に美術館に行ったと伝えたとすると、口を揃えて言ってのたまった。



「そんな嗜好ないでしょ」



おいおい!コラコラッ!

そこは「そんな嗜好持ってたっけ?」でしょうが!


まぁ…

答えは否だ!断じて否だ!





では、何故に美術館なのか。

実はこの美術館、建築家の安藤忠雄氏の作品なのだ。

氏の作品はほとんどが西日本に集中されている為、長野県でその作品を観ることができるのは非常に珍しい。

私自身、建築関連の業界に携わる事が出来たのはここ数年の話しだが、以前から安藤忠雄氏の作品は大好きだった。

マニアの間で「安藤建築」と称される建築物の全ては非常に美しい。



「コンクリート打ち放し」



これが氏の建築物の主流だ。





賛否が別れるかもしれないが、私は好きだ。

自然の緑の中にある矩の出たコンクリートという建造物が異常にそそる。




もちろん個人的嗜好だが、私は鳥肌と言うか何かを掻き立てられると言うか…
とにかく好きなのだ。



まことに残念ながら館内は撮影禁止ということで、外観の写真しかないのだが・・・
兎にも角にも見ていただきたい。
















多くは語らない。

好きなのだ。

紅葉 2014  番外

2014年10月16日 | 代表 下川のブログ
本日は喜多方市から出発である。

天気は曇り。と言っても雨の心配はなさそうだ。

車で走ること約2時間。

今回、大内宿を見ておきたかったのは、仕事の関係で八王子の「ごん助」さんを施工することが多いので、古き良き囲炉裏とは何ぞや・・を探れる場所かも知れないと思ったためだ。

大内宿に到着した。


白川郷もそうだが、このような風景をみると嬉しくなる。

何棟かトタン屋根はあるものの、そのほとんどが藁葺屋根だ。

歴史資料館もあり念願の囲炉裏が再現されていた。



ちゃんと薪がくべてあって火がついていたところは素晴らしい!

この先、ごん助さんを施工させていただくにあたって良い勉強となった。



高台から見た大内宿


今回は2泊3日とゆとりのある時間の中での散策になったが、紅葉だけでなく自然や建造物と充実した散策ができた。

行く前と一つ変わったこと。


それは、今まで都市部しか知らなかった福島を大好きになったことだ。






紅葉 2014  その5

2014年10月15日 | 代表 下川のブログ


相変わらず紅葉が美しいが、進んでいくと景色が変わってきた。

ごつごつした岩肌が多くなり木々が少なくなってくる。





写真からでは伝わりにくいかもしれないが、ここは諸外国か!?と思われる風景だった・・

一番お見せしたかった風景の場所は下の写真の道路から見た景色なのだが、さすがに危なかったので止められなかった・・





日本の各地を巡ってきたけど、この磐梯山の風景は私的のトップ3に入るのではないだろうか。

これには感動した!



じつは、もう一つ見ておきたい場所があった。

それは磐梯吾妻スカイラインを抜けて猪苗代湖と過ぎ会津の山奥にそこはある。


重要伝統的建造物群保存地区であり当時の宿場町の「大内宿」


ここは見ておきたい。

なので、本日の宿泊は喜多方に泊まろう。


※御嶽山の噴火災害で犠牲となった方々並びにそのご遺族に心よりお悔やみ申し上げます。

紅葉 2014  その4

2014年10月14日 | 代表 下川のブログ
朝、起床すると今日も快晴。

・・・でも待てよ。

目指す場所は磐梯山。磐梯吾妻スカイラインの最高標高は昨日とほぼ同じ・・

危険なので山頂付近のホテルに様子を伺うことに。

「今日は快晴で霧は出てませんよ」

嬉しい知らせだ。



福島県に入りスカイラインに入ると霧がかっている様子もなく素晴らしい紅葉たちが出迎えてくれた。

途中の「つばくろ谷」での景観は絶景!





これこれ!これでしょこれ!

福島といえどやはり東北!色味が違う!











この色味を見れただけでも満足!

ただ・・ただもっと感動したのはこの先。

紅葉ではなくて自然の景観に。

それは次に詳しく!


紅葉 2014  その3

2014年10月13日 | 代表 下川のブログ


「今年ももう一度行けたら良いな・・」




などと前回の最後を締めくくったつもりが・・・

燃えるような赤やオレンジに取りつかれるのが、やはりこのシーズン。

次の仕事を詰めに詰めこみ「何が何でも3日間の空白を作るのだ!」と意気込むこと1週間。

行ってきました!福島へ(笑)

普通なら2日で良いのだが、「経験上と性格上」何があるかわからないのが紅葉の怖いところ。

いろいろあって、結果論で福島にたどり着いた訳だが・・


さぁ、ルートのご紹介だ。

今回ターゲットにしたのは皆様も知る那須高原。

情報を確認しても

「見ごろ」


これ。



首都圏から近いし手頃なので早速出発。

天気は快晴。

期待に胸が弾む。

2時間半ほどで那須塩原市に入った。

このあたりも快晴。
塩原市の標高は300メートルぐらいと高くはないのだが、目指す那須岳山頂駅の標高は1700と高い。

大丈夫だろうか・・山の方は雲掛かっているし・・・

到着すると・・・


ねっ。言ったでしょ。




あ~・・もうっ。

パターンですね。

これは何時間待っても晴れない霧だね・・

ということで下山。

下の方に行くと多少霧が和らいでいたので、紅葉もちらほら。



でも、こんなのじゃあ納得できんでしょうが!!

紅葉もまだこれからかなぁ・・という感じ。

一番きれいだったのがこのドウダンかな?



ナナカマドもまだまだ緑・・




やはり納得ができない。

こうなったら・・・「そうだ!福島へ行こう!」(笑)


明日は頼むぞ!

紅葉 2014  その2

2014年10月04日 | 代表 下川のブログ
さて、自然園に入ると早速真っ赤に染まった楓がお出迎えしてくれた。



私は単体で見るには、黄葉よりも紅葉が好きだ。

このように赤いのは数本だけれど、すでにこの時期でこの赤さということは、相当気温の寒暖差が激しいのだろう。

少し歩くと水の音が聞こえた。
地図によると滝があるらしい。


静かに流れる渓の上で徐々に色づく木々たちが見える。

楓類やトチノキも色づいていた。


滝の周りは色づきは弱かったが、あと1週間ぐらいで素晴らしい景色に変わるだろう。

この八千穂自然園の近くに日本一の白樺林があるといわれるだけあって木肌のきれいな白樺がちらほら・・

その白と赤との相性が素晴らしかった。



紅葉が進んだこのような場所もあった。






仲秋の時期になり、色鮮やかな木々たちを見ると「散りたくないけど、目立って散りたい」というような二律背反を感じる心を禁じ得ない・・
木々たちからしてみると、これから来る冬は光合成の効率が著しく落ちる為に葉を散らすだけなのだが、その自然界の事象が、我々人間にとっては感動する。

紅葉は一瞬なので、旬な時期に時間が作れない場合が多い・・
今回、紅葉はまだまだだったが、色味の強い木も何本か見れたので非常に有意義だった。

また時間があれば今年も紅葉を見れるといいな・・・



紅葉 2014

2014年10月03日 | 代表 下川のブログ
残暑はほとんど無かったが、時折激しい暑さを記録した今年の秋。

皆様いかがお過ごしだろうか?

まだ少し早いのだが、紅葉の季節がやってきた。

私はというと、少し仕事の空きができたので、情報を見て色づきが良さそうな場所に訪れることにした。

今回訪れたのは、またまた長野県。

都心部からさほど離れていないことや実家があることもあり、年に5~6回ぐらいは訪れているのではないだろうか?(笑)

長野はいろいろなところに来たつもりだったが、本当に広い・・というか、こと植物にかかわる仕事に関しては話題が尽きることがないほど素晴らしい。

で・・訪れた場所は佐久市。

それも山梨との県境の八ヶ岳や清里の近くである。

情報によると、ちらほら色づきが始まっているとのこと。

実家に帰るときは中央道を使うのだが、軽井沢方面なので今回は関越道。

家を出てから2時間ほどで佐久市に入った。

この日は、気温が高く暑かった・・おいおい紅葉してる雰囲気は全くないのだが・・

3年前の悪夢が脳裏をよぎる・・

ただ、今回は長野県。
長野というのは場所によって、気温の寒暖差が異常なのはよく知っている。信用しようではないか。

小一時間県道を走り、はずれの佐久穂町に入る。
周りの木々たちはまだ真緑だ・・・

ナビが右折を促すと、突如周りの様相がガラッと変わり山道に。

ナビ通りに進んで10分経過・・・

山道はいいんだが・・・これ・・



説明しよう。道幅は約3メートル。ところどころに待避所はあるが、すれ違いは不可能。

10分間中すれ違った車両、ダンプカー2台。

また、彼(ナビ)にやられた。
彼とは付き合いは長いが、基本は信用していない。


40分ほど手に汗握るワインディングとすれ違いを強制させられた後・・


おお!

景色が色づいてきた!


そこそこの色づきは期待できる予感。

この期待感の2.3分後・・・





広い道に出た。景色はもっと良かった。



??
なんで大通りがあるの?
あの必死のドライブは何だったの?

少し落ち着いてから、ナビを広域にして道を見てみた。

至って普通に大通りでこれたであろう道を、彼はわざわざ山深いけもの道に案内していた。
確かに距離は100mぐらい縮めているのかもしれない。すれ違い退避時のバックや心労など、全く考慮しない無機質な理論では「1分ぐらい早くつけるよ!」と気を利かせたのかもしれない・・





『彼ばかりを責めてはいけない。ちゃんと確認しなかった私もいけなかったのだ』





八千穂自然園は目の前にあった。

さて、散策に行きますか。