GreenNova活動奮闘記!!

グリーンノヴァは八王子市、青梅市、日高市、飯能市、日野市、国分寺市、川崎市、横浜市、他で造園・剪定・消毒・をしています。

吹上しょうぶ公園 その5

2012年07月09日 | 代表 下川のブログ
さて、今日からハナショウブのご紹介に入るわけですが、その前にこの花のご説明をしたいと思います。
私自身、花ショウブ・アヤメ・カキツバタの区別はまだ曖昧なのですが、ちょうどパンフレットに解りやすい図が載っていたので転載しておきます。
まぁ・・でも確かに太平記で源頼政が詠んだ「いずれアヤメかカキツバタ(意味・・どちらも優れていて選び迷うこと)」というようにどちらも甲乙つけがたい綺麗さですけどね・・

ハナショウ近似種の区別

この絵は非常にわかりやすいですね。


ちなみにアヤメは漢字で書くと「菖蒲」。

池などに生えるショウブも漢字で「菖蒲」。

字は同じですが、アヤメ(アヤメ科)とショウブ(サトイモ科)は別の植物です。
「なんで?」「どうして?」と聞かれても「なんでも」としか答えられません(笑)
あえて言うなら・・「科が違うから」
「科が違うのに漢字は一緒なの?」と聞かれれば・・
「その質問にはお答えできません(毅然とした態度で)」(。-`ω´-)キッパリ

延々とエンドレスになるので話を戻します(笑)

園内には江戸系・肥後系・伊勢系・野生種・雑種・長井系・米国種など216種、約10万本の花ショウブがあります。
特に目立っていたのは江戸系・肥後系・伊勢系の三種でしょうか?

特徴はそれぞれ・・

江戸系・・・花の色や形、葉の大小・草丈の長短など多種多様な花が見られる。

肥後系・・・花は大輪、ぼってりとした花が特徴。

伊勢系・・・江戸系や肥後系に比べ、小振りな花が特徴。

・・といった感じです。

それでは園内にあったハナショウブをご紹介したいと思います。
これからご紹介するのは園内の本当にほんとに一部です(笑)
大変たくさんの種類がありましたので、興味のある方は是非来年にでも吹上しょうぶ園に行ってみてください。
ちなみに当ブログでご紹介している写真は最終日とのこともあってかなり寂しい状況ですが、6月中旬頃は満開で、それはそれはえらく綺麗です。

まずは江戸系の「武蔵川」



写真ではわかりづらいですが、中央の花弁の淵が薄い紫です。
周りの花弁の曇りのない白がとてもきれいでした。