花言葉は『不可能』から『夢 かなう』へ

突然ですが、皆さん。
青いバラをご覧になった事ありますか？

この青いバラ、実はとても大変なことだったのです。

『ブルーローズ』という言葉は『不可能』という意味を持っていたほどなのです。

それはなぜかというと

本来、バラの色素はシアニジン（赤）とペラルゴニジン（橙）の二つからなっていて、この二つでかけ合わせられる色しか作れなかったからです。

そこでサントリー社とフロリジン社の研究チームが青色色素であるデルフィニジン(青色色素)を組み込むことに
共同開発で挑戦し約14年間かけて完成させたのです

たった2行で説明してしまいましたが、
遺伝子工学に詳しくない私でもこれは大変な功績だと思います

当初は
約10種類の花から取り出したデルフィニジンを組み込んでも、赤いバラしか咲かなかったみたいです。

しかし途中、ペチュニアから取り出したデルフィニジンをカーネーションに組み込んだところ・・・
これがうまくいき『世界初の青いカーネーション』が誕生するなど
嬉しい副産物もあったようです


この青いバラは、世に出てまだ数年でなじみも薄いかも知れませんが
この先は徐々に人々の意識の中に浸透していくのでしょうか？

※「サントリーブルーローズ アプローズ」は２００９年より発売中のようです。