オフェンスの11人目

　怪我人が増えていないのはこのキャンプ序盤で一番の良いニュースかもしれません。

　Bennie Loganがハムの怪我から練習に復帰しています。全部の練習に出た訳ではないようで、Damion SquareやBeau Allenと入れ替わりながらNTに入っています。
　その中で、7巡ルーキーのAllenがファーストチームに入る回数が増えていると言う記事が有ります。Loganの復帰でまた減る事になるのでしょうけれど、333ポンドのAllenがNT/DE兼任で293ポンドのSquareよりもNT向きに見えるのは当然です。
　ただし、Jason KelceにAllenがボロ負けしたと言う記事も有りますけれど・・・

　Riley Cooperは指の怪我と書いてあったのですが、Chip Kellyの記者会見で足の怪我と公表されました。新しい怪我をしたのか、情報が間違っていたのか分かりませんが、出遅れている事に変わりは有りません。
　Chris Polkも足の怪我、Julian Vanderveldeは背中の怪我。この4人だけが練習を休んだりするような怪我人と言う事になります。


　ChipがDeSean Jacksonが居なくなる影響について常にDeSeanがダブルチームされていた訳ではない、居なくなったから相手のSが一人フリーになるような事は無い。と、言う事を言っています。
　相手はLeSean McCoyを止める事に重点を置いていて、DeSeanはその恩恵を受けていた。常にマンマークでMcCoyが一人引き付けていた。こうも言っています。DeSeanやJason Avantを解雇して、その後Chipを批判する動きが有りましたから言い返したい部分も有ったのでしょう。
　Jeremy MaclinはDeSeanのようなスピードは持っていません。言い換えれば相手のエースCBと良い勝負する実力はありますけれど、ダブルチームされる程ではないです。その影響がどう出るのか、DeSeanとChipの言い分はそれを見てから判断すれば良いのでしょう。


　Chipの記者会見で、2TEについて聞かれた部分が有りました。
　11人しか同時に使えないのだから、Brent CelekとZach Ertzを使う事も有る。Jordan MatthewsやJames Caseyも入るだろう。Darren Sprolesも候補に入る。これらを混ぜて使う事になる。こう言っています。
　システムとして2TEや3WRで固定するつもりは無いと言う事でしょう。11番目の選手の競争が激しいですからErtz,Joradn,Sprolesは本来のポジションでどれだけ使って貰えるかでプレイタイムが大きく変わるのでしょう。

　Chipの他の発言としてはMarcus Smithに対して、日々良くなっていると褒めています。ILBをドラフトしなかった事についてはスターター2人+Najee Goodeの3人が素晴らしく、今キャンプで争う4番目にも素晴らしい人材が居るから。と、現有戦力に満足しているようです。


　Nate AllenとEarl WolffのSS争いは毎日記事になりますが、Malcolm Jenkinsで固定のFSは記事になりません。FSの2番手争いってどうなるのでしょう？
　SEAからFAで来たChris Maragosが入っているものと推測はしていますし、5巡ルーキーのEd Reynoldsと競争なのでしょう。
　Reynoldsは卒業単位をとるためにOTAに参加が出来ずにやや出遅れているのですが、遅れを取り戻すように頑張っている、と言う短い記事は目にしました。Maragos,Reynolds共に練習で良いプレイをした、と言う記事を目にしません。
　Jenkinsが怪我した時はAllenとWolffで組ませるから、実質Sは3人編成で4番手（FS2番手）への興味が薄いのだとは思います。それでも、練習中のFSセカンドチームには誰かが入っているのでしょうから、記事になるようなプレイを見せて欲しいものです。