イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

4番手の入れ替え

2014-01-29 07:43:00 | イーグルス
 3-4に移行して4-3DTとDEごちゃ混ぜで3-4DEユニットを構成しました。GB時代3-4DEだったCullen JenkinsをカットしてINDとStanley Haviliを放出するトレードでClifton Geathersを獲得。ドラフト7巡でJoe KrugerとDavid Kingを指名しています。
 JenkinsはNYGで16試合に出場して5サックとまずまず活躍したようです、Kingはファイナルカットに残れずPSにも入りませんでした。Krugerはファイナルナット時に肩の怪我でIRに入りました。

Fletcher Cox 4年契約の2年目終了
 4-3DTから3-4DEにコンバート、本来4-3のUTがベストポジションでしょう。REとしては300ポンドは大型になりますけれど、ランディフェンスでダブルチームを受け止めるタイプではありません。

16試合先発 41タックル 3サック

 中の上じゃ褒めすぎで中の中じゃ評価が低いような微妙な感じのランディフェンス、相手OLを抜くと言うよりも押し込む事を強要されているのか抜けないパスラッシュ。人と押し合いするよりも、フリーゾーンでの運動能力が目立つ、運動量があまり活きていないように見えてしまいます。
 3-4DEよりも4-3DTで1対1をする選手なのでしょう。勿体無い使われ方ですが、隣に位置するOLBの為のプレイをしている。そう考えましょうか。


Cedric Thornton 2年契約終了、ERFA
 2011年ルーキーFAでチーム加入、PSを1年経験後12シーズンはバックアップ、3-4DEへの変更はカレッジ時代経験したポジションへの復帰となりました。
 
16試合先発 60タックル 1サック

 シーズン序盤Issac SopoagaをNTに据えた本格3-4ではランディフェンスが機能しません、Thorntonは1対1に強さを見せたもののダブルチームを食らうとレーンを譲ってしまう欠陥を見せます。その後4-3に近い形の(Trent ColeのDE化)システム修正で良いプレイをするようになりました。
 PFFの指標だと3-4DEとしてランディフェンスリーグ3位のようです。が、全然そういうイメージは無いです。プレイオフのNO戦でもThorontonの位置を徹底的に狙われました。


Vinny Curry ルーキー時の4年契約の2年目終了
 2巡指名で加入した2012シーズンはJason Babinをカットしてワイドナインを止めるまでアクティブになれず、不完全燃焼で終わりました。3-4変更で20ポンドバルクアップ280ポンド程度でシーズンに臨みます。
 プレシーズンゲームはセカンドチームで時折素晴らしいパスラッシュを見せました。

14試合出場 22タックル 4サック

 最初2試合起用されませんでしたが、起用されるようになるとパスラッシュで対面を外せると言う意味でチームのベストDLとなりました。
 サックまで行かなくてもQBにプレッシャーを与える存在です。問題はダブルチームされると完全に消える事、パスラッシュでもランプレイでも無力化します。
 3-4DEとしての体作りを進化させれば、パスラッシュDEとしてもう少し上の数字を狙えるでしょう。


Clifton Gaethers 契約終了でUFA
 3-4DEとしてDAL,INDでプレイして居た経験を買ってトレードで加入しました。6-8 340ポンドの巨漢です。プレシーズンゲームではセカンドチームのLDEに入りました。

16試合出場 13タックル

 記録を調べていて、こんなに出ていたかな?と言う印象です。Bennie LoganがNTに固定された後に数字が伸びた訳でもないですしシーズン平均してタックルを記録しています。
 UFAになりますが、引き止めたいような活躍はしていません。それなりのプレイタイムを任されないと出ないタックル数ですから、放出の場合には穴埋め(Curryとは役割が違います)が必要になるでしょう。


Joe Kruger 4年契約の1年目終了
 7巡指名で3-4DEにするかOLBにするか決めかねている、と言う話だったのですが、プレシーズンゲームではDEだった気がします。6-6 269ポンドだけ見ると、Dion Jordanサイズですけれど、体の横幅が無いのはOLB向き、まだまだ胸板などに厚みが無いのを見るとパワーアップ可能でDEも出来るようにも見えます。
 肩の怪我と言う事になってIR入りしました。


 重量級NTが入ると軽量NT組から一人DEに回ってきます。そうなるとGathersの分は埋まります。
 パスラッシュ時にはCurryが入れば良いですし、Cox,ThorntonにCurry+ランディフェンス系バックアップの編成なら6-5で300ポンドくらいの選手が欲しいとなりますかね。下半身に粘りが有る選手が一人欲しいです。

 若すぎるDL陣、ドラフトよりもキャリア4-5年の中堅FAを呼んでくるのがベターでしょう。NTでもDEでも、ダブルチームを受け止める下半身形が一人入る事で大きく変わるはずです。