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2人の数字を合わせればプロボウラーの出来上がり

2014-01-19 19:47:00 | イーグルス
 FAとドラフトで即戦力を2枚加えた3TEセット・・・は見られなかったのですけれど、Chip Kellyのシステムの面白さをTEの使い方で見せてくれました。

Brent Celek 6年契約の3年目終了
 チームでも古参選手となり、声を出してチームを鼓舞するリーダーとしての仕事もするようになりました。キャンプでは新システム習得に手間取っているとも言われていましたが、スターターを確保しています。

32レシーブ 502ヤード 平均15.7ヤード 6TD

 レシーブ回数は減りましたが、平均ヤードは大きく伸ばしました。これまで5ヤードのパスを受ける事も多かったのですが、Chipは3rdダウンでも10ヤード15ヤードと投げるのが回数が減り距離が伸びた理由でしょう。
 ゴーストサラリー無しでカット可能、年俸4ミリオンから5ミリオンの契約後半に入ります。Zach Ertzの成長次第でTEの2番手降格、カットの危険が出てくるかもしれませんが、それは今年ではないと考えます。


Zach Ertz ルーキー時の4年契約の1年目終了
 2巡指名で入団、LBでもCBでもSでもミスマッチになるバランスの良い スピード、サイズ、パワーの持ち主として期待されました。レシーブ専用としてスロットやフランカーで試されました。

36レシーブ 469ヤード 平均13ヤード 4TD

 ブロックではパワー技術共にまだまだの感が有りましたが、No2TEとしてはマッチアップのLBを簡単に外して10ヤードでフリーになる動きを見せてくれました。フランカーとしてのドライブブロック技術が付けばもっとChipが面白く使ってくれると思います。
 Celekよりもレシーブ数は多いですが、イージーなドロップも多くフリーになるルートを走れる代わりに競り合いでの弱さを感じます。ここはプロのレベルに慣れる事で解消されるのでしょう。


James Casey 3年契約の1年目終了
 HOUからFAで獲得しました。ChipシステムでFB/TEとしてレシーブにブロックに活躍する、はずだったのですけれど・・・Ertzの加入で3番手のTE扱いとなりました。

3レシーブ 31ヤード 平均10.3ヤード 

 HOUでの最後2年は平均295ヤードをレシーブしたのですが、プレイタイムを貰えずに燻るシーズンとなりました。怪我で1試合欠場した以外15試合に出てこの数字ですから、オフェンスプレイでほとんど出ていないのが分かります。
 4ミリオンキャップヒットでゴーストは1ミリオン、キャップが厳しければカットされるでしょう。TE2枚常時使用のChipなので3番手TEに良い選手をキープするかもしれませんけれど、費用対効果が悪すぎます。


 ドラフトかFAで3番手候補を手に入れればCaseyカット、補強しなければ今年と同じ3人で14シーズンを戦うのでしょう。
 Caseyはこの3人の中ではリードブロックが持ち味と考えていますが、LeSean McCoyのランプレイはリード要らないですからねえ・・・もう少し、リードを入れてその後ろを付いていくorそのリードを囮にしたカウンター。こう言うプレイをすると予想していたのですけれど、Michael VickのQBキープが十分囮の役をしてしまったのが構想外の一因かもしれません。
 
 CelekとErtz、プロボウルに出るような選手ではないですけれど、TEコンビとしてはリーグ上位でしょう。QBの頼れる味方としてミドルでのターゲットになり続けるはずです。