2012シーズン崖っぷちからの反攻のきっかけになる試合のはずだったDAL戦、23-38で負けて3勝6敗、プレイオフ進出の可能性はほとんどゼロになりました。
この試合の勝敗を分けたのは反則を取ってもらえなかったリターンTD前後の3分間。TDパスが落ちていたかはどうせ1ヤードからなので良いとしても、リターンTDは明らかにリターナーに一番近い選手を背中から押しています。あれを見逃すのはちょっとありえない。
そして、DeSean Jacksonがボールを弾いてのINT、ちょっと逆球でしたが弾いたボールがディフェンスの腕の中に入っていきました。
それまでは互角以上の試合でしたし、第3Qの終盤までは今年初めて勝ち試合の試合運びだっただけにシーズン終了決定になってしまう敗戦の要因が誤審とほんのちょっとの運の無さなのが悔やまれます。
公式戦デビューとなったNick Folesですが、大器かはまだ分かりませんけれど、普通にNFLでプレイする事が出来るQB程度には育つ素材には見えました。
今後、ハードにヒットされるときが来るでしょうし、その時にどう反応するのかが重要なのですけれど、今の所はパスラッシュを怖がる事無く投げる事が出来ています。そして、ブリッツが来ても投げ捨てるのか、ぎりぎりまで見て投げるのかの(最近うちのQBが出来なかった)普通のNFLレベルなら出来るプレイをしています。ただ、すっぽ抜けのように無理やり投げた山なりのパスは修正が必要です。
フットワークは平均以下ですが、もう少し良くはなるでしょう。スクランブルでは速くは無くてもまったく動けない訳ではないです。
パスの精度はかなり荒いです。Jeremy Maclinへのパスも完全フリーのMaclinのDBが居る側に少しずれましたし、DeSeanのINTも逆球でなければ問題ないパスでした。また、関係ない箇所の反則で救われたスクリーンをINTされたプレイのような不用意なパスもみられます。初陣にあたって、細かい事は気にするな手の届く所に投げれば取ってくれるさ。程度の支持があったのかもしれません。ディープはともかく、ショート・ミドルのパスはプレシーズンもう少し精度が高かったです。
最大の良さは投げ込める事でしょう。カバーが付いていてもレシーバー側に落とすパスを出せます。ミスも多いでしょうけれど、QBとして必要な精神・頭脳面での良さを感じます。技術・経験はこれから積み上げれば良いのです。土台になる精神面が良さそうなのは大きな収穫になります。
オフェンスが機能した事でディフェンスも奮起しました。セットはワイドナインのままなのですけれど、特にランディフェンスにおいてワイドナインに固執しない一般的なラインディフェンスを見せました。この事が試合後半のディフェンス良化の原因でしょう。
Todd Bowles3試合目の成果なのか、WR-CBのマッチアップが比較的楽だった(スピード型よりも、大型WR2枚のDALはやり易いはずです)事もランディフェンスに力を入れやすい一因ではあったはずです。
それでも、ディフェンスはタレントに見合う仕事をするようになりました。Bowlesの能力かは次の試合でも見る事になります。
2012シーズンのプレイオフ進出の可能性はほぼ無くなり、Andy Reidが来年指揮を取る可能性も無くなりました。シーズン中の解雇は無いだろうとする地元紙の論調ですが、これは代わりにやる人材がコーチ陣に居ないというだけかもしれません。
この試合の勝敗を分けたのは反則を取ってもらえなかったリターンTD前後の3分間。TDパスが落ちていたかはどうせ1ヤードからなので良いとしても、リターンTDは明らかにリターナーに一番近い選手を背中から押しています。あれを見逃すのはちょっとありえない。
そして、DeSean Jacksonがボールを弾いてのINT、ちょっと逆球でしたが弾いたボールがディフェンスの腕の中に入っていきました。
それまでは互角以上の試合でしたし、第3Qの終盤までは今年初めて勝ち試合の試合運びだっただけにシーズン終了決定になってしまう敗戦の要因が誤審とほんのちょっとの運の無さなのが悔やまれます。
公式戦デビューとなったNick Folesですが、大器かはまだ分かりませんけれど、普通にNFLでプレイする事が出来るQB程度には育つ素材には見えました。
今後、ハードにヒットされるときが来るでしょうし、その時にどう反応するのかが重要なのですけれど、今の所はパスラッシュを怖がる事無く投げる事が出来ています。そして、ブリッツが来ても投げ捨てるのか、ぎりぎりまで見て投げるのかの(最近うちのQBが出来なかった)普通のNFLレベルなら出来るプレイをしています。ただ、すっぽ抜けのように無理やり投げた山なりのパスは修正が必要です。
フットワークは平均以下ですが、もう少し良くはなるでしょう。スクランブルでは速くは無くてもまったく動けない訳ではないです。
パスの精度はかなり荒いです。Jeremy Maclinへのパスも完全フリーのMaclinのDBが居る側に少しずれましたし、DeSeanのINTも逆球でなければ問題ないパスでした。また、関係ない箇所の反則で救われたスクリーンをINTされたプレイのような不用意なパスもみられます。初陣にあたって、細かい事は気にするな手の届く所に投げれば取ってくれるさ。程度の支持があったのかもしれません。ディープはともかく、ショート・ミドルのパスはプレシーズンもう少し精度が高かったです。
最大の良さは投げ込める事でしょう。カバーが付いていてもレシーバー側に落とすパスを出せます。ミスも多いでしょうけれど、QBとして必要な精神・頭脳面での良さを感じます。技術・経験はこれから積み上げれば良いのです。土台になる精神面が良さそうなのは大きな収穫になります。
オフェンスが機能した事でディフェンスも奮起しました。セットはワイドナインのままなのですけれど、特にランディフェンスにおいてワイドナインに固執しない一般的なラインディフェンスを見せました。この事が試合後半のディフェンス良化の原因でしょう。
Todd Bowles3試合目の成果なのか、WR-CBのマッチアップが比較的楽だった(スピード型よりも、大型WR2枚のDALはやり易いはずです)事もランディフェンスに力を入れやすい一因ではあったはずです。
それでも、ディフェンスはタレントに見合う仕事をするようになりました。Bowlesの能力かは次の試合でも見る事になります。
2012シーズンのプレイオフ進出の可能性はほぼ無くなり、Andy Reidが来年指揮を取る可能性も無くなりました。シーズン中の解雇は無いだろうとする地元紙の論調ですが、これは代わりにやる人材がコーチ陣に居ないというだけかもしれません。