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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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Reid無き次世代への準備

2012-11-08 06:28:00 | イーグルス
 GMのHowie Rosemanが4-5年の契約延長をしたと報じられています。Andy ReidからRosemanへの権力移動が行われていると言うことでしょう。プレイオフの可能性がなくなった時点でReid解任が有るのか、シーズンが終わるまで待つのかは分かりませんが、現在の3勝5敗を見ればReidが来年指揮を取っている可能性は低いです。
 Rosemanの評価、最近2年のドラフトを見て特に上手いという印象は無いです(2011年のドラフトは酷かったけれど、今年はまずまずと言ったところです)FAでは大物を釣り上げましたが、これはJoe Bannerの功績であるサラリーキャップ政策と労使交渉によるキャップ総額の一時的引き下げでFA市場に大金注ぎ込めるチームがほとんど無かったロックアウトシーズンの優位さを生かしただけと言えなくもありません(それでも十分な功績だとは思いますが)そして、Demetress Bell獲得時のスピードなどから見ても、交渉術と必要ならば取ると言う思い切りを持つと評価してよさそうです。ただ、選んだ人材がどうなのか?はまた問題になります・・・FAに大金を注ぎ込んだ事で中長期的キャップ管理が出来るのか、これはもう少し後にならないと分かりません。放送権料の再契約でキャップが飛躍的に増えることを期待しての大型契約なので不安視する必要は無いのかもしれません。そして、ドラフトやFAで誰を取るのかについてのReidとRosemanの権限のバランスは不明です。いちよう選手人事はReidの管轄なのですけれど当然Rosemanも協議には参加しています。
 契約・交渉面の能力は高い、人選と言う意味ではまだ結果を出すには早い。私はそう判断します。そして、Rosemanと長期契約をした事からReid解雇の際にはRoseman主導で次期HCを選ぶと言う事です。若いRosemanの下で働くHCを選ぶのか、人事権をある程度渡してでも大物を呼ぶのか、予想が難しいです。


 Todd Herremansが足首の怪我でIR入りとなりました。飛び越えたあとの着地で右足首がいやな角度で曲がっていました。脱臼に部分骨折、靭帯損傷と複合的な怪我と診断され、手術をするのかはまだ不明です。来シーズンに響くような怪我ではないと思いますけれど、今年のプレイが平凡だっただけに年齢的衰えが懸念されます。
 代わって去年の6巡指名で一旦は解雇されTBと契約したもののPSに戻ってきていたJulian Vanderveldeを53人枠に昇格させました。PSにはファイナルカット後にPSに入れて後に解雇していたDT Frank Trotterを再度入れています。
 ファイナルカットでのVanderveldeの解雇自体すこし驚いたので、この昇格は当然でしょう。ただ、TBをあっさり解雇されていますし、実力はそれほどでもないのかもしれません。
 
 練習ではBellがLT、King DunlapがRTに入っています。BellはRTでプレイした事が無い(先週の緊急登板が初めてだった)ようです。Dunlapはバックアップとして左右両方でプレイ経験が有ります。Michael Vickの背後を優先するか、ランブロックの鍵になるLTを優先するか、で選んだのか、Bellが少しでもやりやすい方で選んだのかどうなのでしょうねえ・・・
 個人的にはDennis KellyをRTに入れてDunlapをLTがベターだと考えています。Bellの出来はルーキー以下ですから。と言っても、NFLで公式戦出場経験皆無に近いVanderveldeに他所をカットされて拾ってきたこれまた経験不足のNate Mankin、Matt Tennantの3人を使うよりBellの方がまだマシ、消去法で仕方なくBellなのですかね。
 Jason Petersのアキレス腱に始まり、Jason KelceとHerremansがIR入り、Danny Watkinsが古傷を痛めて欠場中。スターター4人が居ない非常事態です。さすがに手の打ち様が無いですかね・・・