上位指名が期待に答えるはず DT

　OTAが始まりました、自由参加の練習ですから来ても来なくても良いのですが普通は全員参加です、OTA初日の段階で姿を見せていないのはScott YoungとLito Sheppardの2人だけのようです。Youngは何らかの理由が有っての欠席でしょうが、Litoはホールドアウトしたのでしょう。
　Andy Reidは、OTAは来る来ないは自由だから来ない物は仕方が無い。と軽く流しているようです。問題は7月下旬からのトレーニングキャンプに出てくるのかどうかです、ここでホールドアウトされるようだと伝統の無償放出が有るかもしれません。ごねればFAにしてもらえて大金を貰える、これはJeremiah Trotter,Corey Simonと2度悪い前例を残してしまったReidに責任が有ります。Trotter不在は最盛期のチームがスーパーに出れなかった大きな要因になりましたし、Simon放出は2年連続DT1巡指名と言う大きな出費を招く事になりました。Litoの不在はリーグ最低のニッケルバックしか持たないチームと2年連続で言われる事になるでしょう。

　
　DEが余り気味で去年はパスラッシュDTをしていたDarren HowardをDT扱いする事になるかもしれません、DL全体で10と1人多めの枠を用意するのがEaglesのやり方です、HowardをDT扱いするならば純粋なDTの枠は4になります。
　Mike Patterson,Brodrick Bunkleyの2人は不動のスターターコンビです、2巡指名のTrevor Lawsもロスター入り確実でしょう。残り1か2の枠をMontea Reagor.LaJuan Ramsey,Jeremy Clarkの3人で争います。実績ではReagorですが、交通事故で膝を手術し昨シーズンは持ち味を発揮できませんでした、IND時代の動きを取り戻しているかが問題です。Ramseyは細かい怪我が多く実力を発揮した事が有りません、去年は30ポンド近くバルクアップして期待されたのですが試合に出る事は少なかったです。去年ルーキーFAでチームに加入したClarkは実力と言う面では最下位なのでしょうが、健康と言う面では一番頼りになります。
　
　3番手不在のままシーズンに突入しましたが、スターター2人が怪我する事無く過ごした為に大きな問題にはなりませんでした。今年はLawsが入りましたし2巡指名の期待に答えるだけの働きをしてくれればスターターを休ませる事も出来るでしょう。怪我の多いReagor,Ramseyが無事にキャンプを過ごせれば間違いなく去年よりも良いユニットになります。