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結局Buckhalter

2007-03-17 04:24:28 | イーグルス
 Ron Dayneを呼んだりしましたが、結局Correll Buckhalterと2年契約で再契約しました。

 2001年のドラフト4巡指名でEaglesに入団後、3度のシーズンアウトを経験し両膝の手術を受けているBuckhalterですが、去年は2シーズンぶりに復活1回平均4,2ヤードで合計345ヤード走りました。膝の状態は良いようですし、ある程度のスピードとある程度のパワーとある程度のパスキャッチを兼ね備えた万能RBです。悪く言えばサードダウンショートを確実に取れるようなパワーは無いですし、15ヤード以上のロングゲインが期待できるスピードも無いです、システム上オープンを作れればパスキャッチも出来ますがLBを外してフリーになる能力は有りません。去年復帰しましたがBrian Westbrookに1000ヤードシーズンをプレゼントした今のOLを考えれば平均4,2ヤードをそれほど高く評価するべきではないです、いざと言う時に1ヤード取れない欠点は解消されないでしょう。
 
 結局Andy Reidは変わらないと言う事です、ラインが良ければ誰でも走れる、パスの取れない純粋なパワーバックは嫌い、この2点は永遠に変わらないのでしょう。Westbrook,Buckhalter,Ryan MoatsのRB陣(Moatsはカットされるかもしれませんが)に去年以上の期待はかけられません、ドラフト下位でも良いですからMoatsを追い出すような底上げの為の人材を獲得する事が必要でしょう。
 私はBuckhalter嫌いでは有りません、ただWestbrookと組ませるRBではないと考えています。パワーバックでパスも取れるDuce Staleyと組ませるのならば素晴らしい選手なのですが、RB/WRのようなWestbrookをサポートするパワーバックでは無いです。3番手がMoatsなのも問題です、3番手にショートヤード専門のRB/FBを置く事が出来るのならばWestbrook,Buckhalterのコンビは輝きを増すでしょう、しかし現状1ヤードを確実に取る事は出来ません、この致命的な問題はReidのRB選びに付いて回ることになります。

 若手を補充し続けたOL,Jeff Garciaは放出しましたがA.J Feeleyと契約延長したQB,Donte StallworthからKevin Curtisに入れ替えたWR、3番手のTE以外ほぼオフェンスの駒は揃いました。Donovan McNabbが膝の治療を終える事が出来ればオフェンスは2006シーズンと同等の力を維持する事は出来るでしょう、ドラフトはディフェンスの補強中心になりそうです。