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OLBとCBは2日目

2007-03-02 07:32:45 | イーグルス
 UFAになるJuqua Thomasですが、ERFAの選手と2年連続でミニマム契約をした場合翌年はFA市場に出さなければならない、そういうルールが去年の労使協定で新設されたような覚えがあります。ルーキーFAでEaglesに加入後何度もPSに落としたThomasはこの新ルールに引っかかる事になり、契約内容では合意して居るのですが正式な契約は出来無い、こういう状態のようです。ただ、形式だけでもFA市場に出るわけですから、Eaglesの契約以上のオファーが来ればそっちに行ってしまう可能性が無いとは言えないでしょうけど。
 同時に、去年6サックを記録して結構いろいろな所で安価で契約できそうなお買い得若手FA選手みたいな紹介のされ方をしているThomasですから、それなりの金額を支払う事になったのではないかと思われます。Javon Kearse放出でドラフト1巡DE指名の可能性も有ります、DE4人目の高額長期契約をして良かったのかどうか結構微妙です。4人高額契約を抱えたまま、2007シーズン終了後にKearseをカットする為に今年DE1巡指名とかやってしまいそうな気もします・・・。


 スカウティングコンバイン最後はOLBとDBです。OLBは去年チームで最も弱点になったポジションなのですが、2005年2巡でMatt McCoy,2006年3巡でCris Gocongと上位指名していますし2006年5巡のOmar GaitherがWLBのスターターで良いプレイをしました。この3人の若手の成長を待ちつつ、Dhani Jonesを絡めて(若手が伸びればカット、伸びなければもう1年)考えれば今年上位指名を使う事は無いと思えてきました。どちらかと言えばShawn Barberのようなベテランが抜けた穴をFAで埋める事の方が重要でしょう。
 2日目指名候補でコンバイン良さそうだったのがUSCのDallas Sartz、6-4 235ポンドのサイズで40ヤードは4,65 3コーンドリルは6,85とDB並の数字を出しています。ショートエリアのゾーンカバーの良い選手のようですし、TEのカバーを任せるサイズとフットワークを持っていると思われます。去年USCの試合を見たときにはあまり印象に残ってないのですけど。

 Roderick HoodとMicheal LewisがFAで抜けるDB陣の再編成も重要です。SSの新スターターSean Considineは若手ですが、スターターを任せるには線が細いです。CBのスターターコンビは安泰ですがLito Sheppardは怪我が多いですからHoodが抜ける代わりのスターターでも使えるニッケルバックを補強しなければなりません。Brian Dawkinsの後継者を探す必要も有ります。つまりDBはSSのグレードアップ、FSの後継者、スタータ級のCBと全てのポジションが補強対象であり、良く考えればスターターは去年とメンバーが残っている事になります。

 長年の課題であるCBのサイズアップを考え、6-0以上で40ヤード4,5以上の選手を抜き出してみます。 上位指名候補だとFresno StateのMarcus McCauleyが6-0で4,38の数字を出しました、縦へのスピードが有る選手で腕も長くマンカバーが得意のようです、取るなら1巡指名を使う事になるでしょう。2日目で取れそうな選手になるとBaylorのAnthony Arlineは6-2で40ヤードは4,49、バンプが得意でショートエリアのゾーンカバーは得意だがタックルは下手でランディフェンスは期待出来無いと評されます。 HamptonのTravarous Bainは6-0で4,48の数字を出しましたが180ポンドとやや軽量です、運動能力は素晴らしいが技術は改善の余地が有ると言う評価です。 Georgia Tech
のKenny Scottは6-1のサイズで4,39の素晴らしい数字を残しています、まっすぐは速いけれどターンがスムーズではないのが欠点のようです。2日目候補に上げた3人共3コーンドリルやってないみたいです、大きくて速いのに評価の低いCBはターン下手の可能性が高いです、以前3巡で指名したMatt Wareのように・・・・。