Juqua Thomas再契約

　FAとの交渉・契約が始まりました、Eaglesは情報通りにDE Juqua Thomasとの再契約をしました、5年12,5ミリオンと言う情報がありますが、正確かどうかは分かりません。
　これで8年64ミリオンの契約の4年目になるJavon Kearse,5年30ミリオンの2年目になるDarren Howard,ルーキー時のミニマムx4年の契約の3年目で5年25ミリオンの契約延長をしているTrent Cole,5年12,5ミリオンのThomasと高額契約選手を4人並べる事になりました。Thomasとの契約は3年6ミリオン程度になると私は考えていたのですが、予想以上の長期契約になりました、PSと5人目のDEとしてアクティブに成れない事を繰り返してきてまともに働いたのは去年1年だけのThomasにこれだけの金額を用意した事には何らかの意味があるのではないかと勘ぐってしまいます。
　単純に、ラインが良ければ勝てると言うのが信念のAndy Reidがライン強化を最優先したのならば全く問題は有りません、DLをローテーションさせてスタミナを温存させる事を好むJim JohnsonとReidの意見で流出を防いだと言う事になります。しかし、5年契約はバックアップの選手には長すぎて12,5ミリオンは払い過ぎです（労使契約の流れを考えれば3年後にはバックアップにもこれ位の契約が普通になるのかもしれませんが）この長期契約に意味が有るとすればKearseをカットする事をチームが考えていると言う事になります。
　今年のベースサラリーが5,2ミリオンでサインボーナスが1年当たり2ミリオンで合計7,2ミリオンキャップヒットするKearseを今解雇するとサインボーナスの残り10ミリオン残っているので却ってキャップ枠を圧迫する事になります（6,1ルールで来年にまわす事も出来ますけど）来年はベースが6,4ミリオンでキャップヒットは8,4ミリオンになり、サインボーナスの残りは8ミリオンですからカットは来年になるでしょう。
　Kearseを今年にせよ来年にせよカットした時にHoward,Cole,Thomasと残っていれば大きな穴は空かないで済みます、去年6サックを記録したThomasを残した事は4番目のDEを残したと言うよりもKearse放出の為の保険と考えるべきなのでしょう。