再契約で一番重要なのは

　FA選手との再契約の期限もあと10日になりました、EaglesのUFA選手で最もチームが引き止めたいのはQuintin Mikellでしょう。

　2006シーズンSTのキャプテンに指名され、STでチームトップの35タックルを記録したMikellはJason Shortを解雇した今STの切り札として残さなければなりません。元々ST専用でしか使えない選手専用のロスター枠を多めに確保しているチームなのですが、MikellはSS,FS両方でバックアップを務められます。Micheal Lewisが抜けるSのデプス補強と言う意味でもMikellは残す必要が有ります。
　DBとしての評価は平均以下で良くも悪くもバックアップが何とか務まる程度の能力しか有りません。前には速いのですが横や後ろ（得に後ろは酷い）の動きは良くは無いですし、オープンフィールドでのタックルは良いのですが密集でのタックルではパワー不足が目立ちます。つまりFSとしてはパスカバーに難が有りSSとしてはランストップ能力が物足りないと言う事です、それでも小柄な選手が多いDB陣の中では（Mikellも5－11ですけど）ゴールライン前のディフェンスで起用できる選手です。
　STキャプテンだったShortが居た2006年のキャンプの段階でSTキャプテンを任されたのですからコーチ陣の信頼は厚いはずです。STコーディネイターの後任が決まっていない現状ではなおさらSTキャプテンの重要度は増している筈です、3年契約程度のオファーをしてくれて居ると期待します。