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後継者の育成

2007-02-07 03:54:11 | イーグルス
 Brian Dawkinsとコンビを組むSSの人選に悩まされ続けました。4人中2人がUFAになりDawkinsもあと2年で引退するでしょう、オフの補強が重要です。

 Brian Dawkins
 16試合出場 98タックル 1サック 4INT
 プロボウルに選ばれるのに相応しい素晴らしい働きをしていますし、リーダーとしてチームをまとめ続けました。最後方でのカバー、ランストップ、マンツーマンカバー、全てにおいて高いレベルのプレイを続けています。しかし、スピードの衰えは隠せません、戦術的にSSとFSで大きな差は無いのですがよりSS的な使われ方をするようになるでしょう、スピードの衰えをプレイの読みと本能的な嗅覚でカバーしています。

 Sean Considine
 16試合出場 69タックル 1,5サック 1INT
 シーズン中盤からSSのスターターに昇格しました、カレッジではFSでしたしパスカバーは下手ではないですがランストップ力を求められるEaglesのSSとしてはパワー不足でしょう。TEとのマンツーマンよりもゾーンカバーに適していると思われますし、Dawkinsと入れ替わってFSのような使われ方をするのが良いのでしょうが、Dawkinsのような嗅覚を持っている訳では有りません。

 Micheal Lewis
 14試合出場 51タックル 2INT 1INTリターンTD
 元プロボウラーですが、カバー下手を狙われてミスを連発した為にスターターから降ろされダイム時のDBとして起用されました。本来ランストップ専門のSSに最後方でフリーカバーさせる事が間違っているのであってLewisが悪いと言うわけでもないのですが、実際Lewisのカバーミスで負けた試合がいくつか有りましたから責任を取らされるのも仕方の無いところです。UFAですしランストップSSが必要なチームに移籍する事になるでしょう。

 Quintin Mikell
 16試合出場 17タックル
 STのキャプテンとしてカバーチームで活躍しています。2005シーズンはニッケルCBで起用されましたが、今シーズンはゴールライン前でCBのような使い方をされた時にあっさりWRに抜かれる場面が目立ちました、バンプは強くても5-11しかないのでレッドゾーンで浮かされるとどうしようもないです。SS,FSがいちよう両方出来ますし、STでの貢献を考えれば再契約してもらいたい選手です。


 Dawkinsのスピードが落ちたから後方のカバーをLewisに任せたのか、LewisがTEとマンツーマンする事が出来無いからDawkinsをTEに付けたのか、どちらかは微妙な所ですが、結果として若きプロボウラーLewisを腐らせる事になりました。ConsidineはSS,FSどちらで起用しても平均的なスターターになるのが精一杯でしょうし、Dawkinsの後継者を育成する必要も有ります、カバー範囲の広いFSをドラフト上位で獲得して当面SSで使い2年後FSに戻すのがベストの選択だと思います。Considineはうちのコーチ陣に好かれそうな戦術に素直に従うタイプだと思いますから補強無しで(Lewisの分人数は増やすでしょうが)DawkinsとConsidineで来年も組む事になるような予感がします。今年のドラフトはFS,SS兼用出来そうな選手が上位指名候補に名前を連ねます、補強のチャンスでしょう。