スカウティングコンバイン

　今日からドラフトを左右するスカウティングコンバインが始まります、この1週間でドラフトされる選手の評価は大きく変わるのでコンバインの前のモックドラフトにはポジションニーズの確認程度の意味しか無いと考えています。ただ、カレッジでの実績を元に評価された選手の実力の方が、運動能力だけを測るコンバインでの評価よりも正確なので今日の段階での評価のほうが正しいとする意見も有りますし、私もどちらかと言うとコンバインよりも実戦での評価を重視しているのですが、コンバインの数字がドラフトの結果に大きく影響する事は間違い有りません。
　
　今日の段階でのモックドラフトをいくつか見てみます
　TSNでは1巡がSのBrandon Meriweather、2巡がDEのLaMarr Woodley、3巡でRB/FBのBrian Leonardになっています。これは本当に分かりやすいチームニーズを埋めていますし、実際にこの3人取れればドラフトは成功でしょう。Micheal Lewisが抜ける事とBrian Dawkinsの年齢を考えたSの補強を1巡で、カット確実のJerome McDougleとUFAで抜けるかもしれないJuqua Thomasの穴埋めとして2巡でランパス両面に対応できるDE,3巡でパスの取れるパワー系RBの補強と言う事です。

　Draft Countdownでは1巡でMLB Patrick Willes、2巡でQBのTroy Smithとなっています。Jeremiah Trotterの後継者を1巡指名、Donovan McNabbの後継者を2巡指名とEaglesが将来を見越したドラフトをする事まで考慮に入れたモックになっています。

　即戦力が必要なSSとRBを最優先するのか、ベテランの穴埋めを考えてDE,MLB,QBを指名するのかと言う事になります。モックによってはOLBやWRの1巡指名とする所も有ります、ポジションが割れるという事はそれだけ複数のポジションで補強が必要と言う事ですし、逆に考えれば補強しなければどうにもならないと言うポジションが無いと言う事でもあります。
　去年はコンバインでの数字を重視した1,2巡指名とカレッジでの実績重視だった3,4巡指名でした、今年もドラフトを左右するコンバインが始まります。