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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

OL大健闘

2006-12-19 07:50:24 | イーグルス
 7勝6敗同士の@NYG戦は36-22で勝ちました、これで8勝6敗になりプレイオフ進出の確立が高くなりました。

 欠場したのは膝を痛めていたShawn BarberとRyan Moats、Moatsはロスターに復帰したBruce Perryに押し出された形です(CB登録のままですけど)Brodrick Bunkleyは出場したようです。

 ネットTVで第3Q途中まで見ました。いきなりNYG側に良いPRを出されてTDを取られましたが、Jason Shortをカットした影響かもしれません。
 予想通りにお互いのランが止まらず、ボールコントロールしならが少しづつ進んでいく展開になりました。

 Shawn AndrewsとJon Runyanの右サイドで押せるのは予想していましたが、これまでパワーで負ける事の多かったTodd Herremansの所から良いランが何度も出ました。ライン全体として反則をもらう事も多かったのですが、Will Dempsのブリッツを洩らしてサックからファンブルに繋がったプレイ以外は完全にライン戦を制しました。
 ラインに支えられて Brian Westbrook,Correll Buckhalterのランは共に効果的に出ていました。この2人を同時にセットさせてWestbrookをモーションさせるプレイも有りましたし、Westbrookを囮にBuckhalterに持たせるTDプレイもありました、Buckhalterが良いとプレイに幅が出ます。スーパーボウルの時に今SEAに居るJosy Parryを残してWestbrookをモーションさせるプレイを使いましたが、Parryではランの脅威が全く無い為に少しも効果的では有りませんでした。あの時Buckhalterが居れば少しは違う結果が出たかもしれません。
 Jeff Garciaはショート中心にテンポ良く投げ込んでいました、プレッシャーが掛かった時に慌てる事も無くポケットから抜け出していましたしラインとのコンビネーションも良くなっている印象です。NYGのDBがそれほど良くないですしミドルで緩いゾーンカバーの間を縫うようなルートではミドルへも成功させています。INTはどこ投げているのか?と言う感じでしたけど・・・。
 強力なパスラッシュさえ封じれば大丈夫だろうと思っていましたが、Runyanを中心にラインが予想以上に頑張りました。

 Tiki Barberのランに押されましたが、前回の試合のようなランディフェンス崩壊の一歩手前で踏みとどまりました。NYGのOLに怪我人が出ていた事も影響しているとは思いますが、Mike Pattersonが中央をしっかり押さえた事で真ん中を抜ける事を阻止しました。同時にルーキーOmar Gaitherが良い動きを見せています、タックルも良いですしホールを塞ぐ動きも出来ています。Jeremiah Trotterの契約が来年で切れますがその次のMLB候補として今後は育成される事になるでしょう。このままWLBで使っても良いのですが、Matt McCoyを飼い殺しにはしたくないでしょうから将来的にはMLBに回ると思います。
 パスラッシュはそれなりにプレッシャーは掛けていたと言う所です、サックを奪うような感じでは無かったですし実際1サックしか奪えませんでした。Trent Coleは大回るをして加速力を活かすプレイが多かったのですが、いくらなんでも遠回りしすぎと言う印象です、内側にスピンするようなテクニックが今後必要になるでしょう。
 問題なのはPlaxico Burressを全く抑えられなかった事です、Lito Sheppard,Sheldon Brown,Roderick Hood3人とも子供扱いされました。縦へのスピードとサイズを兼ね備えているので対処が難しいのは当然なのですが、120ヤード奪われ、インターフェアも多数取られましたから、合計すれば200ヤード近く取られている印象です。Barberのランをそれなりの止めたから良いようなもののサイズの有るDBの必要性を再確認する事になりました。

 最後はINTリターンTDが出たので点差は開きましたが、最後まで勝敗の読めない一進一退の試合となりました。アウエイでこういう厳しい試合に勝てた事、課題のランディフェンスに光明が見えた事がこの試合の収穫です。