イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

地区首位まで1ゲーム

2006-12-13 08:40:56 | イーグルス
 色々と急用が重なって更新できませんでした。

 CAR戦に勝ち、NFCのワイルドカード争いの6番目に滑り込んでいる状態で迎えた@WAS戦は21-19で逃げ切りました、これでNFC-E首位のDALが8-5、NYGと共に7-6の1ゲーム差で追う展開になりました。両チームと直接対戦が残っているので十分に地区優勝の可能性が残る事になります。

 WAS戦はTB戦でやられた事をやり返したような一戦だったようです。トータルオフェンスヤードは263ヤード対415ヤードで圧倒されました、しかしINTリターンTDで得点するなど押されつつも耐える試合展開で何とか逃げ切りました。
 前半Jeff Garciaの2本のTDパスとMicheal Lewisの84ヤードINTリターンTDで21点を連取し、WASの反撃に苦しんだものの最後は自陣3ヤードからのファーストダウンをFGに抑えて時間を潰しきっての勝利となっています。
 ランディフェンスはLadell Bettsに171ヤード走られる酷い状態です、これが21-3と点差が開いた状況でパスを警戒した結果なのか純粋にランディフェンスが崩壊したのかは放送が無い状態ではなんとも言えないのですが、いくらパスを警戒したとしても171ヤード走らたのはラインが押されたと考えて良いのでしょう。ルーキーQB Jason Campbellに4回のスクランブルで38ヤードも取られてます、推測になりますがアグレッシブにパスラッシュを仕掛け続けた結果だと思います。ブリッツを入れてロールアウトされた時にスクランブルのロングゲインは出る事が多いです、ニッケル・ダイムでゾーンを引いているのならばそれほどスクランブルでは走られないでしょうから。経験の少ない若手相手にブリッツで脅かしてINTを奪うのはJim Johnsonのいつものやり方です、それなりにプレッシャーはかけていたのでしょう。
 やはりランディフェンスが問題になります、特に試合の前半では左のガードへのラン、Darwin Walkerを狙われてロングゲインを許しています。Trent ColeとWalkerの部分が弱いのは仕方が無いのですが、リードして逃げ切る展開ではなくリードされて時間を潰されるような展開になった場合のこの2人のランディフェンスの弱さは致命的です。DTにはSam Rayburnを入れる手段が残っていますが、DEのバックアップに打つ手が無い事は大きな問題点として残る事になります。

 Garciaはパス成功率も悪くないですし、2TDでINT無しとベテランらしい無難な数字を残しています。Brian Westbrookも88ヤードランで稼いでいますしつま先の怪我を考えれば上出来でしょう。
 問題はハーフタイム以降あと1つ取れれば試合を決まられる場面でドライブできなかった事です、ランが来ると読まれてしまった場合のWaetbrookのランはパワーの無さを痛感させられます、こういう時にShawn Andrewsの後ろを付いていけるだけのパワーが有るRBの必要性を感じます、3&OUTでは変化を付ける前にドライブが終わってしまうのですが、Correll Buckhalterの有効活用を考えて欲しいです。
 サック0ですしWestbrookが平均5ヤード走って居るのですからラインは良くやったと褒めて良いでしょう、Traがここ3試合素晴らしい働きをしていると言う評価もありますし状態が良いようです。
 
 最後のディフェンスをFGに抑えきった後のドライブで5分潰した事は大きな収穫です、それまで全く時間を潰せずにディフェンスに掛かる負担は大きかったでしょうからもう1回ボールを相手に渡したらば負けて居たでしょう。最後時間を潰されて負けていただけに、時間を潰して勝ったのはチームにとって大きな自信になるはずです。