ちいチャン物語

きまぐれブログ。
絵のない絵本のような、小さい物語です。

ちいチャン物語243「縄跳びの縄」

2020年04月08日 19時21分19秒 | 日記
近所の子どもたちが、縄跳びをしています。
長い縄跳びに列を作り、
ひとり、ひとりと跳んで行きます。
「ちいチャンもおいで。」と誘われて、
ちいチヤンも、縄跳びの列に加わります。
縄跳びの縄は、ワラで編まれています。
いつも、誰かがどこからか持って来ます。
長い縄跳びは、少し太く出来ていて、
一人用の縄跳びは、細く短く編んであります。
ワラの縄跳びは、
ちょうど良い太さと重さに出来ているので、
とても飛びやすいです。
でも、ワラの縄跳びはワラなので、
何回も何回も何回も使っている内に、
地面とこすれる部分が、少しずつ切れて来ます。
そして、
跳んでる途中で、二つに切れる事があります。
縄跳び二刀流です。
半分に切れてしまった縄跳びは、
まん中で結んで、また使えます。
それでも切れて、ボロボロになってしまったら、
ひとり遊びにも使えます。
片手に持って、地面をまわし、
しゃがんで、ピョンピョンと跳びます。
ワラの縄跳びは、誰が何処で作ったものなのか、
ちいチャンはわかりません。
だけど、
運動会の、綱引きの綱も、
やっぱりワラで出来ています。
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