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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

南京農業大学のキャンパスめぐり

2006-10-23 | フィールドから
10月23日(月)
・朝,7:55の飛行機で南京入り.空港から市街地までは高速道路がよく整備されている.いきなりの肌寒さに驚くが,だいぶ南から北へと移動して(戻って)きたのだと実感する.

・ホテルで休憩した後,中山陵へ.ヒマラヤスギの並木が美しい.昔は背の高い建物は南京農業大学だけだったそうだが,今ではたくさんの建築物が目に付き,どれが大学かを判別するのは難しくなったそうだ.



・散策するうちに,見覚えのある風景に出くわす.実は,南京には10年前に一度来ているのだが,この桜並木は覚えがあり,たしか日本から送った桜だったと思う.のんびりと散策するうちに,少しずつ記憶がよみがえる.

・南京農業大学にマングローブ調査で一緒だったT先生の研究室を訪ねる.この大学の周囲にはプラタナスが植栽されており,その木陰が学生達の憩いの場となっている.それにしても広いことに驚くが,現在では2万5千人もの生徒を抱えているという.



・T先生の研究室は,教員7名,院生40名ほどの所帯である.果樹の育種が専門なので,ウメ,ブドウなどの組織培養,遺伝解析などが行われている.専門に近いだけに,とても興味深い.果樹の育種は,林業でも参考になるも多いのではないだろうか.少しマジメに調べてみる必要があるな,と感じるのであった.

*10月18日から10月22日までの写真をアップロードしました.ようやく,LAN接続できる環境になった,ということで・・・.