楽天は書籍のインターネット通販サイト「楽天ブックス」で
本の中身の一部を公開するサービスを始めたという。
出版社から許諾を受けた書籍データをサイト上で公開、
利用者が中身を見てから購入できる。
一部書籍のデータは発売前に先行公開する。
講談社、小学館、幻冬舎などの大手を含む出版社約50社と協力。
書籍1,000冊程度、雑誌400冊程度の中身を公開し、
そのうち約100冊は早ければ発売の1週間前にも公開する見通し。
楽天は、出版社側が指定する20~30ページを公開する。
同様のサービスは他社でも展開しているが、
出版前の書籍の中身を閲覧できるのは楽天が初めてという。
出版社には出版前に書籍の中身をどの程度閲覧したかなどのデータを提供、
初版印刷部数の決定などに役立ててもらう。
デジタルとアナログ。
お互いに協力しあえるものはどんどん進んでいく。