がん治療の中心的な役割を担う病院で構成する
「都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会」は
拠点病院でがん治療を受けた患者数を病院別に公表するという。
公表するのは肺、胃、大腸、乳房などがんの種類別に
「Ⅰ期」「Ⅱ期」など進行度別の患者数。
さらに各がんの進行度別に「手術治療のみ」「内視鏡治療のみ」
「手術+放射線治療」「薬物(抗がん剤など)治療のみ」など
初回に治療した方法別の患者数も公表する。
こうした全国データと病院別のデータを比較すれば、
治療や相談を受ける病院がどのような治療方法を多く実施しているか分かる。
こうした治療方針の傾向が分かるようになれば、
自分の考えで病院を選びやすくなる。
病院側も治療方針にあった患者がくれば設備や人材も生かせる。