日銀は、電子マネーによる決済額が2009年度に前年度比54%増え、
1兆2549億円に達したと発表した。
2007年の調査開始以来、
年度の決済額が1兆円を超えたのは初めて。
今年度に入っても決済金額は月次ベースで前年比5割程度の伸びが続く。
累計の発行枚数は4月末で1億3000万枚を超え、
日本国民が1人1枚ずつ保有する計算という。
発行枚数の増加率は前年比2割増だ。
カードで伸びが著しいのはセブン&アイの「ナナコ」、イオンの「ワオン」。
購入金額に応じて付くポイントが倹約指向の消費者をとらえている。
いよいよ電子マネーの時代がきた。
これからもどんどん増えそうだ。