トマト飲料の需要がここ数年の2ケタ減から
今年は2009年を1割近く上回り回復傾向にある。
最大手のカゴメは6月末に販売した「フルーティートマト」が好調。
はちみつやレモンを加えてさっぱり仕上げたという。
9月末までに限定販売した「やさいしぼり トマトの蜜ジュレ」も好評。
キッコーマンも「デルモンテ フルーティトマト」を6月に発売。
トマトの割合を50%に抑え、リンゴ果汁を加えた。
年間の販売予定数量を発売2カ月で上回ったという。
トマト飲料の主な愛飲者は中高年の男性であったが、
2007年に28%だった主婦の構成比が2009年には42%に伸びた。
飲みやすい商品が増えたことと「トマトダイエット」の影響があったという。
時代に合った商品開発、女性に合った商品開発。
よりいいものを目指すことが大切だ。