一生

人生観と死生観

ためしてガッテン最新無気力症状

2010-11-18 15:16:33 | 哲学
11月18日 晴れ時に曇り
 昨夜のNHKの番組「ためしてガッテン」で最近のLOHという無気力症状―不眠症を含む―を知らされた。インターネットで検索してもあまり詳しいことは出ていない。ひとつは加齢男性性機能低下症候群:LOH症候群として説明してあり、泌尿器科学会での講演要旨だ。もうひとつあるが、これは染色体のヘテロ結合性の損失(loss of heterozygosity)である。染色体上の遺伝子が片方は正常、片方は異状という場合に、細胞が特定の遺伝子でヘテロ結合性を示すというのだそうだ。その細胞に放射線をあてて両方とも異状にすると、ヘテロでなくなる。両方とも駄目になると機能に重大な支障が現われることになろう。
 上に述べたように、LOHと言っても2種あるが、NHKの取り上げたのは前者の最新版らしい。これは男性ホルモンのエストロゲンの分泌不足により起こるという。いわば男性更年期症状というようなものか。ひどく無気力になるというのも目立った症状だ。お腹のデブになることもある。しかし驚いたことに(1)日本中で患者が600万人もいる、(2)なかなか的確に診断されていない、たとえば鬱病と間違えられる、(3)男性のみならず女性にも起こる、女性にもエストロゲンはでているから、(4)注射で治せる。
 私の不眠はこれではなさそうだが、いろいろな原因が重なって起こっているかもしれない。相当無茶な生活になっているということも自覚はしている。医者に見てもらうことが必要かもしれない。たかがホルモン不足くらいでと侮ってはならないそうだ。