一生

人生観と死生観

雨なら雨を楽しむ

2009-06-18 14:01:35 | 哲学
6月18日 雨
 雨に歌うという言葉は誰かの歌か詩にあったかもしれない。晴れに心躍り、雨もまた楽しむのはよいことである。心の持ちようで、日光の差し込まない雨の日も、しっとりと落ち着いたものとして受け止めることができる。
 広島で講演を頼まれている関係上、あまり余計なことをしている暇はない。私はいくつかのライフワークを抱えて苦闘の人生を送ったものだが、主流派の流れにのせられたことは少なく、アウトサイダー的存在であったことで、かえって自由な余生を送れと喜んでいるのだ。晴れなら晴れを楽しみ、雨なら雨を楽しむ。それでよいではないか。