一生

人生観と死生観

五木ひろしの世界と運

2009-06-09 16:39:08 | 哲学
6月9日 曇り
 今朝NHK総合テレビを見ていたら、国民的演歌歌手と言われる五木ひろしが登場し、座談の間に歌曲も披露する番組みであった。母親が女手で4人の子どもを育てたとか、末っ子のひろしは母親に楽をさせたい思いで、一生懸命努力したそうで、還暦を過ぎた今、4人の女性に深く感謝するとのことであった。その語り口は彼の純な人柄を表すもので、最後の末娘の手紙の読まれた後は思わず涙を拭いていた。
 才能ある人でも運がつかないと出世はできない。ある時まで売れない歌手として下積みだった彼が、一躍大歌手に成長するきっかけを掴んだ。こうした運というものは一見不思議な装いをして突然やってくるものらしい。歌手だけではない。ノーベル賞を貰うような科学者にもそういうことはあるようだ。運を馬鹿にしてはいけない。