一生

人生観と死生観

うつ病予防

2009-06-01 20:03:43 | 哲学
6月1日 晴れ
 衣替えの日。季節は夏へと移りつつあるが、晴れたさわやかな日は少ない。
こんなときうつ病の話題がNHKに取上げられた。うつ病は人間の社会生活が複雑になると生じやすいものであるようだ。日本のような仕事人間の多い国は、仕事の圧力が強く、楽しみを持つ余裕が少ない。そして睡眠時間も少なくなり、うつ状態にいたる。
 何だか折角生まれたのにうつ病になるなんて馬鹿馬鹿しくはないだろうか。それには重くなりがちな心を開放するに限る。心を開放するにはいろいろの方法がある。スポーツをやる、趣味にうちこむ、気のおけない友達とおしゃべりをする、などなど。
 しかしそれらは限界がある。例えばがんにかかり、鬱々としているとき、生命の不思議にうたれて、神の存在を思う。そのとき人の生命の本質は高い次元の光に照らされ、心は癒されてゆく。究極的にはそれが本当の癒しなのだと思う。