ちょっと時機は早いですが八重桜を描きました。これも柴崎春通先生のyoutube動画「[水彩画入門]5分でわかる八重桜の描き方」を見ていたら無性に描きたくなり筆をとった次第です。左覧のカテゴリー「静物(花)」にありますように、八重ものは、拙ブログで何種類かの花を描いています。八重椿(2020.11.30)、バラ(2019.6.17)、ベゴニア(2017.11.13)、酔芙蓉(2017.9.25)など . . . 本文を読む
ツバキ(名称については末尾を参照下さい)を描きました。今回も柴崎春通先生のyoutube動画「椿の花/ツバキ」に刺激と技法をいただきました。毎回のことながら、最初は何を描いているのかわからないのが、いつの間にやら存在感たっぷりのツバキが描き出されていました。最初、まずバック(全面)から入られたのに驚きました。“バックも含めた全体で描く”・・・その典型を見た気がしました。更に . . . 本文を読む
当地も梅雨明けになりました。。先週まだ梅雨が残る中、外に出る機会があり、そこで見かけたブルーサルビアです。細長い茎に花をつけるのは同じでも、その一本々々に持ち味があるようです。茎としての長短、太細などのほか、自分としては、自然がつくるその曲線が魅力的で、これを絵に活かそうと描き始めました。途中ふっと、「仮名書道」における「散らし書き」を想い起し、それに仕立ててみたくなりました。ただ、仮名の散らし書 . . . 本文を読む
今年はごく近場のアジサイを描きました。コロナの影響と猛暑をさけるため、絵画の教室の再開は10月以降となるとのことです。例年ですと、この時季の教室では、どなたかが立派なアジサイをご準備いただいていました。でも今年は叶いません。このご時世、どこかアジサイの名所に出かけるわけでもなく、偶々、滅多にやらない朝のウォーキング中、近場も近場、わがマンション敷地内の道路沿いに見事なあじさいが。“おお . . . 本文を読む
先週に続き、花を描きました。何やら遠くがぼんやりとした春霞の中、一斉に咲き誇る野草のお花畑です。これも柴崎春通先生の、youtubeにアップされている「水彩で春の草原を描く」に刺激と技法を学ばせていただきました。前回の花瓶の花は、鉛筆でほぼ形を固めて色は乗せるだけ、という手法でしたが、今回は、最初から絵具で、一花々々の周り(葉や茎などのバック部分)から攻め、塗り残した花部分に、あとで色を入れるとい . . . 本文を読む
来月上旬に絵画教室のセンターでの展示会が開かれます。季節外れではありますが、去年の夏苦労して描いたものに決めました。この元の絵への小玉先生のご指導も踏まえ、部分的に修正したものを出展します。先生からは、画面中央上部で、“左右双方からの枝は交差するところがあった方がいい”ということと“空の色は手前は濃く、遠いほど薄くに”とのことでした。ともに至極ご尤も . . . 本文を読む
我が家のすぐ近くにある“さるすべり”の通りです。二十数年前、こちらに引っ越してきた時から、毎夏見てきた花です。紅や白の見事な色合いや、真夏の炎天下に天に向かって跳(おど)るように咲く姿・・・何度か描きたいなあとは思っていましたが、前々回の“キバナコスモス”と同じく“ややこしそう”で、ためらっておりました。数房に絞って描くのもも . . . 本文を読む
近くの路傍に咲くキバナコスモスを、目の位置を落としやや見上げる恰好でみたものです。この花は「乱れ舞い 黄花コスモス(写真)」として、2年前(2017.10.2)にアップしていますが、その時は、描くのは“ややこしそう”なので、写真のままアップしておりました。今回それを絵にしてみました。私がこの花を見て感じたのはその奔放に乱れ咲く様(さま)です。野に咲く花と活け花の違いは、踊り . . . 本文を読む
わがマンション裏の、階段下のつつじが満開です。
それぞれのつつじが、自分の色をみてくれと主張しています。
とりわけ、赤と白とが隣り合った風情は、その対比がくっきりとして鮮やかです。
すっきりしたさわやかさを感じます。
やはり、日本の国旗が示すように、
日(太陽 赤)の本(万物の元 白)そのものの色だからでしょう。
またわが国で“紅白”は祝いごと、慶事の色です。
“対になった赤と白”は日本を象 . . . 本文を読む
近くの道端の木槿(むくげ)が花をつけています。
なかでも白地に底紅のそれは、爽やかで、温かいものを感じます。
一茶の句に 「それがしも 其(そ)の日暮らしぞ 花木槿」 というのがあるようです。
一輪の花は、朝花が開き、夕方にはしぼんでしまうところから、こういう句が読まれたのだと思われます。
一方で、一茶が寄り添った一輪の花の儚さとは違い、木全体としての木槿は凄まじい生命力を持っているよ . . . 本文を読む
秋の花、コスモスです。秋桜とも書くようです。
この花を描くとなると、その描き方もいろいろで迷うところです。
写真では遠景もの、クローズアップもの、と色々あるようですが、
絵の場合は、一般には数輪をクローズアップしたのが多いようにみえます。
数年前の丁度いまごろ、九州福岡のある所(細部は?)に、
このコスモスを見に連れて行ってもらいました。
あたり一面、その広さに驚いたことでした。
コスモスには“ . . . 本文を読む
前回から一転、今回はド派手なものです。
近くのお店の玄関口で見かけました。
コリウスのような、きらびやかなものを描く時、どのような絵にするか、それには色々あるのでしょう。
今回は、全体としてまとまった光彩に、オオッ!と感ずるものがあり、これに焦点を当てて描いてみました。
描き終わって見直してみると、一見、明るい気分にはなれますが、“なんだか疲れるなあー”というのも実感。
それもそのはず . . . 本文を読む
マリーゴールドです。
わがマンション前の、公園への上り口にある花壇を、アップ気味に描いてみました。
この花、雨に打たれている時は、それは、ガマン、ガマンのしょぼくれた姿をしていますが、
雨がやみ、陽をうけると、待ってましたとばかり、ひときわ鮮やかな輝きを放ちます。
この花の、もともとの意味は、聖母マリア様(マリー)の黄金の花(ゴールド)とのこと。
黄金は太陽に通じ、また、花ことばの一つに“生命の輝 . . . 本文を読む
梅雨時の花、花菖蒲が見ごろです。
正直なところ私には、カキツバタやアヤメ、そして花菖蒲のそれぞれの区別さえつきません。
どうやら花菖蒲には、外の花びらに黄色の斑紋が入っているのが特徴だとか。
日本全体を覆う、この閉そく感。
なかでも、卑しい限りの政治状況。
こんなときでも、楚々として、凛と咲く花菖蒲。
一服の清涼剤にも似て・・・。
明治神宮御苑・菖蒲田で、「追風」と表示してあったのを一枚 . . . 本文を読む
紫陽花の季節となりました。近頃は、種類もいろいろと増えてきたようです。今回は、雨の中の、しかも訳ありの三輪を。
花は露地植えしたものか、活けたものか? との質問がきそうです。
露地でなければ雨には当たらないし、逆に、露地だったら三つの花がこんなにくっつくのは不自然だし・・・。
でもあまり突っ込まないでください。 実は、この絵、途中で気が変わり修正した、悪い見本のようなものなのです。
最初は . . . 本文を読む