古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

夜桜

2016-03-29 06:31:19 | 風景(全体)
近くの麻生川沿いの夜桜からイメージをもらいつつ描いたものです。 今現在は5分咲きぐらいのところを満開に仕立てたり、提灯の色を変える(実際はピンク)など、少々アレンジして絵にしてみました。 夜桜は、お花見に見るような華やかさだけでなく、 坂本冬美さんの“夜桜お七”の歌が世に出てからは、女性の狂おしいまでの情念を想起するようになりました。 昨日はある友人の葬儀でした。 昨日アップの芭蕉の句ではありま . . . 本文を読む
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さまざまのこと思ひだす桜かな(芭蕉)

2016-03-28 06:32:28 | 書道
佐万ヽヽのことおも悲多春さくら可那(芭蕉) さまざまのこと思ひだす桜かな (高木厚人先生の教本を臨書   各文字の字形は本阿弥切(今練習中)から) (半切ほぼ1/3大 画仙紙使用) 芭蕉がこの句を詠んだのは45歳の時、奥の細道の旅に出かける1年前とのことです。 毎年、家内と近くの桜並木を歩いています。 このごろは“あと何回見れるかねー”などの会話が多くなりました。 蕾よし、満開よし、花 . . . 本文を読む
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二匹だけの吹弦楽団(教室にて)

2016-03-21 06:29:56 | 静物(彫像・置物・人形など)
先日の教室での作品です。 モチーフはバイオリンを弾くパンダとただ普通に坐っている仔犬の置物。 スケッチを始めたら、先生(小玉精子先生)から仔犬にハーモニカでも吹かせたら面白いですね、と。 早速、それもどきを添えるとともに、バックを思案していたら、これも先生から音符など入れたら、と。 そしてタイトルも気儘に・・・。 モチーフからバック、そしてタイトルまで“絵を楽しむ”でありました。 . . . 本文を読む
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これぞ書道における奥行き感というお手本を臨書 : 六月や 峰に雲おく あらし山

2016-03-14 06:33:51 | 書道
六月や 峰に雲おく あらし山(芭蕉) (高木厚人先生の教本から臨書 半切1/3) ここ数週間“奥行き感”なるものにこだわってまいりました。 昨年高木先生の“大字かな”関連の教本で、書道における奥行き感とか立体感という言葉に初めて出会い、 書道にもこんな概念があるのかと驚きもし、新鮮さを感じたことでした。 しかし、今一理解できずにおりました。 しからば墨絵でその雰囲気を探ってみようと、富士山の . . . 本文を読む
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墨による奥行き感の練習 : 朝もやの松林

2016-03-07 06:33:21 | 墨絵(墨絵風 )
前々回の拙ブログ(2.22付)では、 富士山の手前にある雑木林を、主に墨を使って特にその奥行き感を意識して描いてみました。 その雑木林を松林にして描いたのが今回です。 幾層にも重なり、モヤの中で見え隠れする松林。 一本の松でも見えるところあり、暈けているところあり、 ・・・これらを主に墨の濃淡・潤渇、大小・太細などで表現してみたくなりました。 紙は水彩紙、墨のほか透明水彩絵の具(紫系 白系)も . . . 本文を読む
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