古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

刈干切り歌(書と絵)

2015-11-30 06:32:58 | 絵と書
いつも口遊んでいる宮崎県(高千穂)の民謡「刈干切り歌」です。 これを書と絵にしてみました。 この民謡の2番は “もはや日暮れじゃ 迫々(さこざこ)かげるよ 駒よ去(い)ぬるぞ 馬草負えよ” (迫は尾根と尾根の谷間)となっています。 1番2番を合わせた夕暮れの絵にしてみました。(馬は描いていませんが・・・) なんやかんやの失敗続きで、10枚以上を描きました。 ゴタゴタした作品になってしまうのです。 . . . 本文を読む
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落葉・・・ 全てを包み込む懐ふかいもの

2015-11-23 06:21:31 | 風景(全体)
今年は暖かい日が続き、平地部での紅葉は今一とのことですが、 落葉は今年も一杯に彩ってくれています。 近くの散歩道から拾ってきたものを描いてみました。 鮮やかなもの、枯れたもの・・・、それぞれが、自分の“ここ”を描いてくれと、 訴えているようでした。 日本画家 菱田春草の晩年(といっても37歳で早世)の大作に「落葉」というのがあります。 彼は亡くなる前、失明の危機におちいりますが、 . . . 本文を読む
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寒つばき(教室にて)

2015-11-19 07:27:48 | 静物(花)
一昨日の絵画教室のモチーフは寒つばきでした。 花そのものは描くのが難しくその雰囲気を出すのに一苦労でした。 花瓶が主役?、の絵になってしまった感ありです。 . . . 本文を読む
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宿りせし人の形見か藤袴・・・(関戸本古今集を拡大・臨書)

2015-11-16 06:30:48 | 書道
やと利せし悲との可多(原本は堂)み可ふち盤可万 わすられ可堂支か尓ヽ本ひ(原本は飛)つヽ やどりせしひとのかたみかふじばかま わすられがたきかににほひつヽ 宿りせし人の形見か藤袴 わすられがたき香に匂ひつヽ 関戸本古今集から 読み人 紀貫之 原本(縦21cm)を半切2/3(同90cm)に拡大・臨書 原本3行書きを、各行の文字数や方向を変えて4行書きに 深い意味は分かりませんが、ネットなどで . . . 本文を読む
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わが脊子が衣の裾を吹き返し・・・(関戸本古今集を拡大・臨書)

2015-11-09 07:10:44 | 書道
わ可せこ可ころ裳の春曾をふき可へし うらめつらし支秋の者つ可せ わがせこがころものすそをふきかへし うらめづらしき秋のはつかぜ わが脊子が衣の裾を吹き返し うら珍しき秋の初風 関戸本古今集から 読み人知らず 原本(縦21cm)を半切(同135cm)に拡大・臨書 原本3行書き(3行目4文字上部)を2行書き(上の句と下の句)に この歌をよんでいると、素人ながら、何とはなしのリズムみたいなものを . . . 本文を読む
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採れたてサツマイモ(教室にて)

2015-11-07 06:47:14 | 静物(全体)
一昨日の教室での作品です。 世話役の方が、まだ土がついた、それこそ採れたままのサツマイモを持ってきて下さいました。 色合いと立体感に腐心しました。 . . . 本文を読む
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秋風の吹きにし日より久方の・・・(関戸本古今集を拡大・臨書)

2015-11-02 06:29:31 | 書道
秋風のふ支に尓し日よ利悲佐可多の あ万能可はなみ堂ヽぬ日者那志 秋風のふきにし日よりひさかたの あまのかはなみたたぬ日はなし 秋風の吹きにし日より久方の 天の川波立たぬ日はなし 関戸本古今集から 読み人知らず 原本(縦21cm)を半切(同135cm)に拡大・臨書 原本3行書き(3行目1文字上部)を2行書き(上の句と下の句)に 関戸本古今集は、古今集の伝本のひとつで、 名古屋の関戸家に伝わっ . . . 本文を読む
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