春告鳥は鶯。
それでは春告魚は?
実は、鰊(にしん)だそうです。
春の到来を告げるシンボルとされているようです。
ソーラン節の生みの親でもあります。
すっかり漁獲量が少なくなり、鶯ほどには有名ではなくなりました。
春の魚といえば、家内は、鰆(さわら)かと思っていたといっています。
私にいたっては、春告魚はおろか、さわらの漢字も知らない、情けないていたらくです。
鰊は鯡とも書くようです。
かっ . . . 本文を読む
先日北海道の旭川へ行ってきました。
到着した3月21日は、旭川の観測史上でも記録的な突風。
瞬間風速34.1メートル。雪も舞っていました。
飛行機の着陸時は、さすがにハラハラでした。
翌22日も風雪おさまらず、ホテルでの缶詰状態。
こんななかでも、外で動いている姿。それはほとんどが除雪をする人。男も女も。
聞けば、年間の半分近くがこの除雪とのたたかいとか。
北海道の自然の厳しさと、ここに住む人た . . . 本文を読む
22日公開予約したものをリ・アップします。
前回に引き続き雨の情景です。
前回のテカテカ駅前から、しっぽりしたさまへ。
今回は写真の模写です。
もう十数年も前のこと。
写真家・市原基氏の、
「アジアモンスーン」をテーマにした写真展が、東京で行われました。
そのとき印象に残っていた一枚の写真です。
以前には、顔彩を使って、模写させてもらったことはありました。
それを今回、水彩画と . . . 本文を読む
4年ほど前、母(妹)を追うようにして伯母も亡くなりました。
二人には、生前、絵手紙風なもの(葉書に顔彩で)を描いて送り、見舞っておりました。
伯母へ送ったうちの一枚が、のり巻きの絵です。
戦後間もないころ、育ち盛りの私達兄弟が、伯母の家を訪ねたときには、
本当におせわになりました。
サバやサンマの魚、お菓子、本当においしかった味噌汁(いりこ、豆腐、卵入り)。
そして、近くの「天龍」というお寿 . . . 本文を読む
今回は模写です。絵の主題(主役)について、あっと驚かされた絵です。
それまでの顔彩から、新たに水彩画に挑戦し、これにはまりかかったころ。3年ほど前のこと。
ネット上で、19世紀のアメリカを代表するといわれる画家、ウィンスロー・ホーマー(Winslow Homer)(1836~1910)の作品に出あいました。
自然や人間を描くのを得意としたようです。
画面に映し出された一枚の絵。
鮮やかな海や船 . . . 本文を読む
知らなかったことばかり、三題。
一つ
緑の枝葉に赤い実。自然界ではよく見かける色。
色を大きく6色に分ければ、赤と緑は補色関係にあるという。
6色を円環状(赤→紫→青→緑→黄→橙→もとの赤へ)にならべてみれば、
お互い対極にあり、色として対比をなし、区分しやすいとのこと。
紫と黄、青と橙などと同じ。
ただ、赤と緑はなんとなく、これらと比べ、そうでもないように思われるが、
薄い緑の中に濃い赤を配する . . . 本文を読む
昨日昼過ぎのこと。
前を歩いていた、小学生低学年と思われる少女たちのしぐさ。
なんとも仲がいいこと、ほほえましきことこの上なし。
オーバーにいえば、いままでの70年間、見たことがないぐらいの光景。
彼女たちに断り、写真をとらせてもらった。さっそく絵に。
彼女たちの将来に幸あれ! . . . 本文を読む
梅の時季になりました。
4年ほど前、家内と湯河原の幕山梅林へ行きました。
本梅林、今年は、昨日、今日あたりが満開だとか。
約30種類、4,000本の梅。
名所のなかでも、ここはかなりスケールが大きいところ。
ツーンとくる、えも言えぬ香りに包まれながら、
ちょっとした高台に上がると、
そこからは、紅白彩る全域が見渡せ、それは壮観なものでした。
高台から観賞できるというのも、この梅林の特徴のひとつ . . . 本文を読む