古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

春告魚はニシンですよ

2010-03-29 07:47:11 | 静物(魚)
春告鳥は鶯。 それでは春告魚は? 実は、鰊(にしん)だそうです。 春の到来を告げるシンボルとされているようです。 ソーラン節の生みの親でもあります。 すっかり漁獲量が少なくなり、鶯ほどには有名ではなくなりました。 春の魚といえば、家内は、鰆(さわら)かと思っていたといっています。 私にいたっては、春告魚はおろか、さわらの漢字も知らない、情けないていたらくです。 鰊は鯡とも書くようです。 かっ . . . 本文を読む
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旭山動物園  雪の中のお散歩

2010-03-25 07:38:29 | 静物(動物)
先日北海道の旭川へ行ってきました。 到着した3月21日は、旭川の観測史上でも記録的な突風。 瞬間風速34.1メートル。雪も舞っていました。 飛行機の着陸時は、さすがにハラハラでした。 翌22日も風雪おさまらず、ホテルでの缶詰状態。 こんななかでも、外で動いている姿。それはほとんどが除雪をする人。男も女も。 聞けば、年間の半分近くがこの除雪とのたたかいとか。 北海道の自然の厳しさと、ここに住む人た . . . 本文を読む
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模写 市原基氏写真「雨のバングラデシュ」

2010-03-24 00:55:43 | 風景(全体)
22日公開予約したものをリ・アップします。 前回に引き続き雨の情景です。 前回のテカテカ駅前から、しっぽりしたさまへ。 今回は写真の模写です。 もう十数年も前のこと。 写真家・市原基氏の、 「アジアモンスーン」をテーマにした写真展が、東京で行われました。 そのとき印象に残っていた一枚の写真です。 以前には、顔彩を使って、模写させてもらったことはありました。 それを今回、水彩画と . . . 本文を読む
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伯母への、50年目のお礼とお見舞いと

2010-03-15 08:37:24 | 静物(全体)
4年ほど前、母(妹)を追うようにして伯母も亡くなりました。 二人には、生前、絵手紙風なもの(葉書に顔彩で)を描いて送り、見舞っておりました。   伯母へ送ったうちの一枚が、のり巻きの絵です。 戦後間もないころ、育ち盛りの私達兄弟が、伯母の家を訪ねたときには、 本当におせわになりました。 サバやサンマの魚、お菓子、本当においしかった味噌汁(いりこ、豆腐、卵入り)。 そして、近くの「天龍」というお寿 . . . 本文を読む
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模写  ウィンスロー・ホーマー作品 : Boys in a Dory

2010-03-11 08:16:08 | 人物
今回は模写です。絵の主題(主役)について、あっと驚かされた絵です。 それまでの顔彩から、新たに水彩画に挑戦し、これにはまりかかったころ。3年ほど前のこと。 ネット上で、19世紀のアメリカを代表するといわれる画家、ウィンスロー・ホーマー(Winslow Homer)(1836~1910)の作品に出あいました。 自然や人間を描くのを得意としたようです。 画面に映し出された一枚の絵。 鮮やかな海や船 . . . 本文を読む
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あおきの実

2010-03-08 08:41:46 | 風景(全体)
知らなかったことばかり、三題。 一つ 緑の枝葉に赤い実。自然界ではよく見かける色。 色を大きく6色に分ければ、赤と緑は補色関係にあるという。 6色を円環状(赤→紫→青→緑→黄→橙→もとの赤へ)にならべてみれば、 お互い対極にあり、色として対比をなし、区分しやすいとのこと。 紫と黄、青と橙などと同じ。 ただ、赤と緑はなんとなく、これらと比べ、そうでもないように思われるが、 薄い緑の中に濃い赤を配する . . . 本文を読む
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 ジャンパー一緒よ! 

2010-03-04 08:36:45 | 人物
昨日昼過ぎのこと。 前を歩いていた、小学生低学年と思われる少女たちのしぐさ。 なんとも仲がいいこと、ほほえましきことこの上なし。 オーバーにいえば、いままでの70年間、見たことがないぐらいの光景。 彼女たちに断り、写真をとらせてもらった。さっそく絵に。 彼女たちの将来に幸あれ! . . . 本文を読む
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湯河原 幕山梅林

2010-03-01 08:20:00 | 風景(花)
梅の時季になりました。 4年ほど前、家内と湯河原の幕山梅林へ行きました。 本梅林、今年は、昨日、今日あたりが満開だとか。 約30種類、4,000本の梅。 名所のなかでも、ここはかなりスケールが大きいところ。 ツーンとくる、えも言えぬ香りに包まれながら、 ちょっとした高台に上がると、 そこからは、紅白彩る全域が見渡せ、それは壮観なものでした。 高台から観賞できるというのも、この梅林の特徴のひとつ . . . 本文を読む
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