古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

女郎花(をみなへし)(十巻本歌合から)

2022-09-26 06:59:34 | 書道
もう一枚新しく入手した兼毫小筆にお付き合い下さい。日ごろは縁遠い歌合(うたあわせ)の歌を書きました。(半切1/3大  画像処理によりフィルター掛け)女郎花左なびくとや人はみるらむをみなへし おもふかたにぞ風もふきける右おほかたのゝべなるよりはをみなへし ねやのつまにて見るはまされり(ねやのつまは寝所の端?)詞書には「本院左大臣時平前栽合」(左大臣時平邸での秋の花見時の歌合)とあるとのことです。かっ . . . 本文を読む
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蓬莱切(万葉仮名部分)を書きました

2022-09-19 06:59:27 | 書道
蓬莱切の賀歌5首の内、万葉仮名部分2首を書きました。(半切2/5大 画像処理によりフィルター掛け)筆は、前回の草仮名と同じ兼毫小筆です。以下2首の解釈や解説は、主にネット上にある「帯とけの古典文芸」さまのご所論(部分)に依らせていただきました。「与露都餘耳閑波 良奴者奈乃以呂難禮盤 移川麗濃安幾我起 身駕微差羅無」よろづよにかわらぬ花の色なれば いづれの秋か君が見ざらむ(万世に変わらない草花の色な . . . 本文を読む
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蓬莱切(草仮名部分)を書きました

2022-09-12 06:59:30 | 書道
新しく入手した小筆で『蓬莱切(ほうらいぎれ)』(伝藤原行成筆)を書きました。いくつかの動物の毛を組み合わせた兼毫筆です。(半切1/2大 画像処理によりフィルター掛け)文化遺産オンラインなどによると蓬莱切は、長寿などを寿いだ賀歌五首ほどが収められたもので、肥前の国(佐賀県・長崎県)の松浦家に伝来し、明治時代世に出て、同家江戸屋敷・蓬莱園に因んでの名前とのことです。五首は草仮名(万葉仮名と平仮名の中間 . . . 本文を読む
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真夏の青花(一服の清涼剤)(新日本製薬さんのカレンダーを模写)

2022-09-05 06:59:22 | 静物(花)
拙ブログ、7月、8月と休ませていただきました。この年になって2か月も中断しますと、アップの手順も忘れかかっていましたが、何とか、であります。この間はとにかく暑い日が続き、コロナも第7波の襲来で気を抜けない日々でした。安倍元首相の突然の死、絡めて旧統一教会問題の急浮上、これに乗じたタイミングでの岸田新内閣の再スタート、と相成りました。旧統一教会というとんでもない組織のことが炙りだされ、こんなことが罷 . . . 本文を読む
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