古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

手も触れで月日経にける白真弓・・・(本阿弥切古今集を拡大・臨書)

2016-07-25 06:31:15 | 書道
もう少し本阿弥切古今集を続けさせていただきます。 てもふれて月日へ尓介るしら万ゆ見 お幾ふしよるはものをこ所於も遍 てもふれで月日へにけるしらまゆみ おきふしよるはものをこそおもへ 手も触れで月日経にける白真弓 起き伏し夜はものをこそ想へ 本阿弥切古今集から 紀貫之 原本(縦16.7cm 2行書き)を半切(同135cm)に拡大・臨書 書道での見せ場は右下の“介るしら万ゆ”のところでしょう。 . . . 本文を読む
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紅に振り出つつ泣く涙には・・・(本阿弥切古今集を拡大・臨書)

2016-07-18 06:29:52 | 書道
くれなゐ尓不利てつヽ那くなみ多尓者 多もとのみこそいろ万さ利け礼 くれなゐにふりてつつなくなみだには たもとのみこそいろまさりけれ 紅に振り出つヽ泣く涙には 袂のみこそ色まさりけれ 本阿弥切古今集から 貫之 原本(縦16.7cm 2行書き)を半切(同135cm)に拡大・臨書 このお手本の見せ場は、書き出し“くれない”と右下“那く”部分でしょうか。 でもここを引き立たせるには、特に、左の行の . . . 本文を読む
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夢路にも露やおくらむよもすがら・・・(本阿弥切古今集を拡大・臨書)

2016-07-11 06:39:47 | 書道
本阿弥切を続けます。 遊免遅尓も露や於久ら无よもす可ら かよへる曽ての日遅て可者可ぬ ゆめちにも露やおくらんよもすがら かよへるそでのひちてかはかぬ 夢路にも露や置くらむ夜もすがら 通へる袖の漬ちて乾かぬ(漬づの意は下に) 本阿弥切から   題知らず 原本(縦16.7cm 2行書き)を半切(同135cm)に拡大・臨書 本歌にも、前ブログで記しました、本阿弥切の特徴(太細、曲直、横幅の広い字 . . . 本文を読む
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言に出でて言はぬばかりぞ水無瀬川・・・(本阿弥切古今集を拡大・臨書)

2016-07-04 06:28:58 | 書道
久々に半切大の大きい書に向かいあっています。 本阿弥切古今集を拡大・臨書したものです。 こと尓い帝ヽい者ぬ者可利曾み那せ可八 し多尓可よ日てこ悲し幾もの越 ことにいでていはぬばかりぞみなせかは したにかよいてこひしきものを 言に出でて言はぬばかりぞ水無瀬川 下に通ひて恋しきものを 本阿弥切古今集から 友則 原本(縦16.7cm 2行書き)を半切(同135cm)に拡大・臨書 自分が持っている本 . . . 本文を読む
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