といったわけで1月も後半にさしかかっておりますが、
ようやく2012年1発目の更新…w
山形県の庄内地方、
鳥海山のふもと飽海郡遊佐町にある畠中牛乳さんの製品。
畠中牛乳200mlビンです!
ふもととは言っても、畠中牛乳がある吹浦地区は海の近く。
凄いのきたー!!
反則級の逸品ね、この可愛さ。
「懐かしさ」なんて狙っていない、本気のデザインでしょう。
キャップはこちら。
デザインはオーソドックスだけど、フォントはアナログ感満載。
製造者が個人名ってのもローカルですね。
畠中牛乳は、ネットで検索してもほとんど最近の情報がヒットしません。
そして、事前に何度か畠中牛乳に電話をかけてみるも、出ない…
現在の製造状況などが、全くわからない状況でした。
こうなったら直接製造元に向かって確認するしかないってことで、吹浦駅で下車。
そして畠中牛乳へ向かう途中…
瓶が!箱に瓶が!!まだ製造していることが判明!!!
しかし、神奈川の人間が、前日も次の日も仕事なのに、
なぜ山形の日本海側にある小さな街で彷徨っているのか…
朝にムーンライトえちごで新潟駅に乗りつけ、
帰りは秋田駅から夜行バスで帰る、弾丸日帰りプラン。
もはや自分でもわけがわからん。何やってるんだ俺。
…ところが、意気揚々と向かった畠中牛乳は電話同様やっぱり不在。
鳥海山大物忌神社など吹浦の街並を観光して畠中さんの帰りを待ちますが、
1時間に1本程度しかない列車の時間がついに近づいてきて時間切れ。
畠中牛乳の建物。看板がミクロだから迷った。そして不在。
製造が確認できたんだからまた来ればいいさ、
…と泣く泣く吹浦駅に戻る……寸前………に、目に飛び込んだんです。
…駅前の飲食店「加登屋」さんの冷蔵庫に畠中牛乳が!!!!!
駅から出た時は気がつきませんでした。
完全なる宅配専門の牛乳かと思っていましたが、
思わぬ販売スポットを発見!!
ってことで畠中牛乳の情報。
【ラインナップ】
畠中牛乳(瓶…200ml)
コーヒーなど牛乳以外は製造していないはず。
サイズも、おそらくこれ1種だと思います。
【買える場所】
食堂「加登屋」 吹浦駅目の前、徒歩10秒
ラーメンなど美味しそうなメニューが並んでおりましたが、
残念ながら時間が無かったため食べられませんでした。
牛乳のみの購入でしたが、親切に対応していただけました。
他、駅前をぶらぶら散歩した限り販売スポットは発見できず。
って、そもそも吹浦はお店自体が少ないんだけどね。のどかな良い街でした。
なお、加登屋さんは牛乳の持ち帰り不可。
瓶が欲しい方は、製造元で直接交渉する方法が良いかと…!
畠中牛乳は駅から徒歩5分程度と比較的近いです。
不在が多そうだけどw
宅配と、駅前食堂での販売。
昔ながらの販売形式を続け、
小さな街で地元を向いて長年頑張ってきた、貴重な牛乳です。
近くへ行った際は、味わってみてはいかがでしょうか。
歩きまわったうえ、諦めかけた後だっただけに、格別の味でした。
瓶のデザインが素晴らしいので、更に美味しく感じました。
製造者:畠中牛乳 畠中春彦
製造所:山形県飽海郡遊佐町大字吹浦字布倉2
購入日:2011年9月
購入地:加登屋(吹浦駅目の前、徒歩すぐの飲食店)
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加登屋さん、ますます行きたくなりました…!!最近は離島に凝っているので、酒田から行ける飛島と絡め、吹浦を訪問してみたいです。
昨年、電話してもらえばとっておくよとのことでしたので・・・。電話をかけた金曜日の夕方の時点で在庫0。畠中さんに電話をしておくから明日は大丈夫とのことでした。鳥海山から下山して早速直行。きちんとありました。7本ほどありました。そして、初めて加登屋さんのご飯もの(かつ丼)にも対面できました。味噌汁も手抜きがなく、小鉢や酢の物もついて、牛乳とともにおいしくいただきました。食後にもう1本飲まない?と勧められ、もう1本牛乳をいただきました。
以上、加登屋さんの報告でした。
なお、キャップに変更はありませんでした。
少しでもお役に立てたのなら、嬉しい限りです。
上のみるくばろんさんのコメントにもあるよう日中はほぼ不在と思われますので、加登屋さんのような販路は、遠方からの購入者(コレクター、またの名をヲタクw)にとっては大変ありがたい限りですね。瓶、うらやましいです。持ち帰りの可否は運次第ってとこでしょう(笑)
街のローカルな食堂巡りも好きなので、次回はぜひ加登屋さんで昼食をとりたいですね!
私が巡った中では沖縄県うるま市(旧石川市)の石川牛乳さん、和歌山県串本町の串本乳業協同組合さん(串本牛乳)も、日中は不在が多く直接の購入は困難でした。が、ともに小さな商店での限定的な取り扱いがあり、無事に購入できました。
石川牛乳…安間商店、佐次田商店(ともに製造所近く)
串本乳業協同組合…船井商店(古座駅から徒歩10分弱)
牛乳は誰でも気軽に買える身近な日常品なのに、宅配の業務形態が残っていることもあり流通が超限定的な隠しアイテムさながらの製品が全国に多々散らばっていて(残っていて)、その難しさも魅力に感じてしまいます。
加登屋さんは3時くらいで営業終わっていたと思いますが、5時くらいでも普通に戸が開いていて、中に入ったらおばあさんがいて、ごく普通に売ってくれました。
(瓶もそのままでいいよと言うので2本も買って帰った)
畠中さんは別で仕事があるらしく昼間は家にいないそうです。でもこうして売ってる商店があるのはとても有り難いですね。そしてとてもスロウな感じの定食屋さんで印象に残りました。
加登屋さんを把握されてるとは恐れ入りました。さすがでございます。発見の経緯も何だか似てますね…w
やっぱり畠中さんは留守がデフォなんですね。電話でも全く出る気配がありませんでしたし…
私は基本的に日帰りなので、登山はほとんどしたことがありません(汗)
それにしても、いつも御飯が無い定食屋って…w
>ビリーケーン様
お久しぶりです!
ゲットした時の状況を書いたほうが面白いと思ったので、今後はこんな感じでリアルな情景を書けたら…と。
迷惑極まりないですが、朝方なら畠中さんも確実に捕まるかと…そこで直接瓶の持ち帰りを交渉するしかないでしょう。。
電話でアポとっても、現地で空振るのが牛乳屋さんクオリティでもありますw
山村牛乳、おめでとうございます~!!
同じく伊勢(旧小俣町)の中野牛乳さんは行かれましたか?とても親切にしてもらった、思い出の牛乳屋さんです。
さすがに遠方は仕事のついで等でしか行けないですがトラベラーさんの熱意に敬服します。
なお、結局瓶は写真のみで持ち帰り出来なかったようで残念でしたが、味わう事が出来てよかった。
なお、長距離遠征の場合はアポは取った方が良いです。
で、小規模牛乳メーカーは高齢経営者が多い為、当日電話通じない場合を想定し電話帳見てFAXか手紙出すのも有効な気がします。
なお、仕事で1月2日に伊勢に行き山村牛乳ゲットしました。
2007年に畠中牛乳を知り、毎年必ず行く大物忌神社口の宮の脇と知り驚き!事前に電話をしてもつながらず、お宅に行っても誰も出ず、仕方なく、吹浦駅に車を置いて、歩いて近所のお店を当たろうと思っていたら、加登屋さんに牛乳瓶があるのをめざとく発見。おいしい牛乳ですよね。
それにしても、神社にお参りの後、お宅に回りますが、未だに畠中牛乳の方にお会いできたことがありません。