こうちゃん通信

鹿児島の不動産・日々の出来事やつぶやきをつれつ゛れに~

モデルハウス

2017年10月31日 09時21分57秒 | ほほえみネット不動産雑学

古くなったモデルハウスはどうなる?

一戸建ての家が5000万円でも結構安いなと感じる

東京でたまに数百万円で売られている広告に出会うことがある。

よくみると、もちろん土地はない。家だけ売りますというのだが、

これが、モデルハウスの古くなったものだったりする。

住宅展示場に建ててあったモデルハウスは、たいてい3年で売りに出される。

住宅展示場が借地の場合、その契約期間は平均3年間。土地の契約は更新をしても

モデルハウス自体が古くなる。間取りや設計にも流行があるから、

新たなモデルハウスを直す必要がある。

モデルハウスには、実際に人が住んでいるわけではない。

なのに掃除は毎日されて、タイルや廊下もピカピカに磨き上げられる。

「築3年」とはいっても、中身は新築同然。間取りや設計の流行遅れを気にしなければ

数百万円という値段はかなりお買い得といえる。

しかも、部材のバラ売りはしないが、逆に家具、照明、台所がセットということも多い

バラして運んで、もう一度組み立てさえすれば、すぐに新しい家が建ってしまう。

これほど好条件なら、買いたい人が殺到しそうだが、現実はそうでもないようだ。

何しろモデルハウスはでかいので、そのまま使用するためには、

50坪や60坪の広い土地が必要。

土地といっても、20坪、30坪程度では役に立たない。

さらに、モデルハウスの時に、大勢の他人がズカズカと何人も入った家は、

心理的にちょっと抵抗があるという人も多い。

せっかく家を建てるのなら、自分が最初に入りたいという気持ちが強いようだ。

一方、住宅会社から見ると、ま、売れれば儲けものという程度の話。

そのために、なぜ大々的な広告を打つかといえば、いわずもがな

安値で客の目を引き、客を集めて、新品を売り込もうというわけだ。

売れなかったモデルハウスは、分解されて廃棄物となる。

普通の古屋と同じ運命をたどるわけだ・・・

 

今日の花  まゆみ

花ことば  あなたの魅力を心に刻む

 

☆  今 日 の 一 言  ☆ 

ともかく具体的に動いてごらん

具体的に動けば具体的な答えが出るから

                         相田 みつを

 

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