トイレットペーパーの幅
トイレットペーパーと一口にいっても、最近のものは、じつにバラエティーに
富んでいると思う。
香りがついているもの、キャラクターがプリントされているものなど。
しかし、どんなトイレットペーパーにせよ、ある長さの紙幅が圧倒的シェアを
ほこっている。
まあ、JIS規格で決まっているのだから当然だが、きっちりと114ミリと
決められている。
ここで疑問がわいてくる。なぜ、114ミリなんていう中途半端な数字が
採用されたのかということ。
じつは、この数字が決められたのは、日本の工業力が深く関わってくる。
トイレットペーパーを作ろうにも、それを製造する機械がなかったころに
決められたからだ。
そこで、アメリカから機械を導入して、トイレットペーパーの生産を始めた。
このときの加工機の企画寸法が4.5インチ。つまり、114ミリだった。
以後、この中途半端な数字が使われてきたというわけだ。
では、アメリカではなぜ4.5インチだったのか?
実は、これははっきりした説はない。おそらく、アメリカ人のお尻を
考慮した長さだったと思うが、もしそうだとすると、あの幅は日本人にとっては
少々大きすぎるのかもしれない。
今、新しい幅のトイレットペーパーはほぼ例外なく114ミリよりも狭いのと
関係あるのでは?
今日の花 カンナ
花ことば 永続、堅実な未来
今日の桜島
☆ 今 日 の 一 言 ☆
ささやかな幸せというものは
また、何か小さなことでいい
自分に課したものをやりとげた時にも
味わうことができるものである
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