先日読んだ「職場の教養」の本の中から
茶道裏千家の前家元・千玄室氏は、毎朝、鏡に映る自分に挨拶をするそうです。
「子供の時に母親から教えられたのです。鏡に映る自分の仏頂面を見て情けなく思う。
それなら鏡に向かって朗らかに『おはようございます』と言ってごらんというのです。
そうすればどんな人にでも挨拶できるというわけです」
八十年あまり挨拶を実行してきた千氏は、「自分が皆と一緒という気持ちになる。
どんなに苦しいことがあっても、この挨拶で乗り越えていけます」と言います。
私たちは家族や友人、同僚、上司、お客様など、多くの人と毎日挨拶を交わします。
しかし、千氏のように自分に挨拶をしている人は、少ないのではないでしょうか。
「私」という存在は、自分にとってかけがえのない最も大切な命です。
その自分に自分が挨拶をして、頭をさげることは、自分自身を尊び、
大切にする心を養っていきます。
自分を尊ぶ心が深まれば深まるだけ、他人をも尊ぶことができるのです。
お互いに尊重し合って、力を存分に発揮できる職場づくりを目指しましょう
今日の花 バヒィオべティルム
花ことば 変わりやすい愛情
☆ 今 日 の 一 言 ☆
なにをやっても思うようにならぬ時
上にのびられない時
根は育つのだから
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