不動産 12/11日からの続き
友人の話です。築1年の家を媒介契約した事がありました。
売主は一人暮らしの老人でした。息子夫婦と同居をするために建てた家でしたが、
息子夫婦は数ヶ月間で出てしまったとの事。
一人では広すぎるので、便利な立地のマンションに買い換えを希望していました。
友人が訪ねると、「話し相手が来た!」と喜び、昔話をずいぶん聞かされました。
友人が訪ねると、「話し相手が来た!」と喜び、昔話をずいぶん聞かされました。
一人の時は、ファミコンの将棋ゲームをして過ごしていたようです。
数回の売り出しで契約が決まりました。決済の時は、娘が同席しました。
娘いわく、「年寄りなので心配だから」との事。でも、
友人は老人から聞いていたのです。娘は同居を嫌がり、息子も家を出ていった。
だけど、家が売れた事を知ると、みんなが金を分けろと言ってくると・・。
そして売却してお金が入ると、ほとんどのお金を子供達に贈与し、残ったお金で、
そして売却してお金が入ると、ほとんどのお金を子供達に贈与し、残ったお金で、
古くて狭い中古マンションを購入したのです。
今でも一人で将棋ゲームをやっているのだろうか・・・そんな事を思う時があります。
老人の目には、金を欲しがる娘など映ってはいないのです。
老人の目には、金を欲しがる娘など映ってはいないのです。
昔、オシメをしていた頃の娘さん、ヨチヨチ歩きの頃の娘さん、遊園地に遊びに
行った頃の娘さん・・そんな愛する娘さんにお金を渡したのです。
そんな楽しかった頃の事を思い出しながら、古くて狭いマンションで、一人で
人生を終えるのでしょう。
贅沢な老後より、大切なものがある・・そうゆう事なのでしょう。
贅沢な老後より、大切なものがある・・そうゆう事なのでしょう。
今日の花 もみ
花ことば 高尚、昇進
☆ 今 日 の 一 言 ☆
魅力あるもの、
キレイな花に心を惹かれるのは、
誰でもできる。
だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。
色のあせるとき、本当の愛情が生まれる。
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