どうして風邪は冬に流行るのか?
冬になると毎年のように「インフルエンザが大流行」というニュースを聞く。
今年はインフルエンザだけでなく、SARSの問題も出てくるかもしれないが、
なぜ、冬にだけ風邪やインフルエンザが猛威をふるうのだろうか?
全国にある衛生研究所の調査によると、7月や8月にもインフルエンザウィルスは
発見されている。冬の寒い時期に風邪やインフルエンザにかかりやすいのは、
人間のほうに原因があるようだ。
1つは寒さ。気温が下がると、どうしても体温も下がり気味になる。すると血行が
悪くなり、代謝が鈍って、細胞の一つ一つに酸素が行き渡らなくなり、
体全体の免疫力が低下してしまうのだ。
そして、もう一つは空気の乾燥。冬場、太平洋側の湿度は20%以下になることも
ある。ウィルスは乾燥した環境をよく好む。運動が活発になるというわけだ。
鼻や口を乾燥させないという意味では、マスクをすることは大いに理にかなって
いるというわけだ。
今日の花 スノードロップ
花ことば 慰め、希望、まさかのときの友
☆ 今 日 の 一 言 ☆
ほかの人の心は変えられない。
変えることができるのは、自分の心だけ。
斎藤 一人