こうちゃん通信

鹿児島の不動産・日々の出来事やつぶやきをつれつ゛れに~

信号機

2011年10月04日 08時33分09秒 | 雑感

信号機の色は「赤、黄、青」。幼い子供でも知っている通り、「青」は進め、

「黄色」は注意、そして「赤」は止まれをあらわす。

歩行者用の信号は2色だけだが、どちらにしても、これらの色分けは世界共通の色だ。

なぜ「赤」が「止まれ」の色になったのだろう?

実はこの色の決定には明確な理由があった。

人間の目は、網膜上にしっかりと像を結ぶために、水晶体を膨張させたり収縮させて

調節する。カメラのピントあわせ機能と同様だ。

「赤い色」は光の屈折率が小さいために、網膜よりも後ろに像を結んでしまう。

ピント機能を備えた水晶体は、緊急に凸レンズ化し網膜上に像を結ぼうと

調節を始める。そのため、赤い色は実際の場所よりも前に飛び出して見えることになる

その逆に「青い色」は光の屈折率が大きく、網膜よりも前に像を結ぶ。

水晶体は細くなり、その影響で、実際よりも引っ込んだ場所に見えてしまう。

あまりにも優秀な人間の機能がもたらす色彩の不思議な現象だ。これは色彩学で

「色収差」と呼ばれる。赤のように、実際よりも近くに見える色を「進出色(膨張色)」、

青のように遠くに見える色を「後退色(収縮色)」と呼ぶ。

信号の色を決める際には、遠くからでもハッキリと「危険であること」を

識別できるように、進出色である「赤」を採用したというわけだ。

 

今日の花  えのころぐさ

花ことば  遊び、愛嬌

 

☆  今 日 の 一 言   ☆

好かれたいと思うより好きになること

好きになって初めて、好かれるんです

人に対しても、物に対しても同じ

とにかく好きになることが大事です

               プレジデント 井野博文

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