トイレに入ると、 「ティッシュペーパーは流さないでください」 という、
但し書きが張っていたりする。
確かに、ティッシュペーパーは、トイレットペーパーより耐久性があって、破れにくい
しかし一方で、手触りが柔らかい。
この違いは何だろう?
これは、紙そのものの繊維の並び方にワケがあるみたいだ。
組織上の違いからいうと、ティッシュは、繊維が一方向に並んでいて、縦と横の
強度が3倍以上もの差になっている。その上、水に触れても紙の繊維が
バラバラにならないように薬品が加えられているから、トイレットペーパーに
比べて破れにくいというわけだ。
柔らかいのは、紙自体に細かくシワを付けているからだとのこと。
トイレットペーパーは、利用目的がトイレで使用するという前提がある。
つまり、水を流す時にばらけないといけない。
木材より繊維の短い古紙を使い、吸水性をよくするために繊維の目を薄く
すいてあるとのこと。
同じ紙のように見えても、使う目的が違えば、製造法も違ってくる。
当然、モノの性質が違ってくるのだから、それなりにきちんと処理をすることが、
使用者としてのマナーだ。
今日の花 ちがや
花ことば 子どもの守護神
☆ 今 日 の 一 言 ☆
ぐちをこぼしたっていいがな 弱音を吐いたっていいがな
人間だもの、たまには涙をみせたっていいがな
生きているんだもの
相田みつを