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音楽を通してたくさんの人との出会いや心のふれあいをかいてます。

梅酢と梅の一生

2006-06-19 21:18:49 | ステキなお店とおいしいもの大集合
実家から野菜、お総菜などが届いた。

すさまじくたくさん送ってきたので、大きい冷蔵庫が久しぶりにいっぱいになった(笑)。

夏ばて用に「梅酢」が入っていた。

青梅と氷砂糖、リンゴ酢で作ったらしい。

疲れて帰って来たときに、冷たくして飲むといい感じだ。

梅もかじって食べれるので体にもよさそう。

梅と言えば、特養のばあちゃまに「梅の一生」という歌を教えてもらったことがある。

子どもの頃、お手玉遊びの時に歌っていたそうな。
ある日、歌っているのを聞いてあまりにも歌詞に味があるので歌ってもらいながら歌詞におこした。

『梅の一生』

  2月3月花盛り、鳴くうぐいすに宿貸した
  楽しいときは夢の内、5月6月実がなれば
  枝から振るい落とされて、近所の町まで持ち出され
  何升何合量り売り、もとより酸っぱいこの体
  塩に漬かって辛くなり、ちそに染まって赤くなり
  7月8月暑い頃、三日三晩の土用干し
  思えばつらい事ばかり、これも世のため人のため
  しわはよっても若い気で、小さい君らの仲間入り
  運動会にもついて行き、なして戦のその時は
  なくてはならぬこの私、なくてはならぬこの私

戦時中は、梅干しはとても貴重品で戦地にいる兵隊さんに梅干しを送るために一軒一軒回って梅干しを集めては送っていたそうな。
このころのお弁当は、おかずというものはなかなか入っておらず、みな梅干し弁当だったらしい。

この歌を歌うとその当時を思い出すのでしょうか。じっと歌詞カードを見てほほえんだりとそれぞれの当時を回想しているのが表情を見ていて感じます。

曲は鉄道唱歌に似た感じのメロディーです。






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