本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

今年の京都祇園祭♪

2010-07-19 17:16:43 | 
「政治より生活の幅の方が広い」と言ったのは吉本だが、どうもその辺の政治家(政治屋?)連中ーー例えばイラカンを筆頭とした民主党のお子様ランチ的連中にはこの当然の摂理というものが全然わかっていない。だから小沢のスローガン「国民の生活が第一」という言葉の含意もまったく理解出来ていないのである。というわけで選挙のあった日、私は例によって朝から「スルッと関西2デイ切符」で当てもなく私鉄電車に乗っていて、夜になってからは、ふと思いついて神戸三宮阪神から直通で近鉄奈良まで行ってみたのである。以前だとこれはどうしてもどこかで乗換えないといけなかったのだが、すわったまんまで行けるのだから便利な世の中になったものである。ところが、日曜の夜九時頃になって近鉄奈良に着いてみると、駅前の「ひがしむき商店街」というところは人通りも少なく寂しい限りで、県庁所在地でありながら地方都市の夜なんてこんなものなのだろうかと、私は改めて驚かされた。考えてみれば今の若い人たちというのはあの「バブル景気」も知らず、生まれてからずっと不況の時代に生きて来たのであるから、いいも悪いもないけれど、人の生涯なんてさまざまなのであるってか、小泉ポチじゃないけど「人生いろいろ♪」なのである。それでさて、京都祇園祭であるが、今年は宵山の二日目と四日目、及び翌土曜日の山鉾巡行に行ってみたのである。以前は「宵々々山」「宵々山」「宵山」という呼び方があったが、今は13日から16日まで四日間の前夜祭を通して「宵山」と総称されている。宵山最終日は烏丸~四条の歩行者天国が深夜まで賑わうということなので、これは一応私としては遅くまで居残って写真を撮った。夕方には八坂神社への舞の奉納(?)があるということだが、私はこれはまだ見たことがない。問題は宵山が深夜まで賑わい翌日の山鉾巡行の出発は朝9時台と早いことである。例えば四条の「クジ改め」とか四条河原町の「辻回し」を最前列の特等席で見ようと思ったら朝5時には現場に着いていないといけないようである。これでは仮に京都に宿をとっていたとしてもおちおち寝ていられない。見物にもそれ相応の努力が要請されて大変なのである。あちゃ。 . . . 本文を読む