「ネット右翼」略して「ネトウヨ」というのだそうである。2チャンネル用語である。「ネトサヨ」即ち「ネット左翼」という言葉は右翼側が対抗上使っていて互いに侮蔑的な意味合いが込められているのだろうが、後者はあくまで「言われたから言い返そう」という二番煎じの域を出ない。ネット上では第一チンピラ右翼どもの跳梁跋扈に比してサヨクは明らかに劣勢で目立たない。笑。そこにどういう仕掛けがあるのか私にはまだ全然解明出来ていないが、この国のインターネット社会は明らかに作為的に歪められていて(これも端的に言えば偏にヤフーやマイクロソフトが悪いのであるが!)さながら新しい「保守地盤」(=ネット・ネオコン?)を形成しつつあるかのようである。嘘か誠か、最近某サイトで行われたという85万のユーザーへの「今投票するとしたらどこ?」という緊急アンケートの結果では「自民党」へというのが38%あったそうで「民主党」と答えた人を実に8%も上回っていたのであるから、これは直近の世論の動向とは明白に逆転していてまるで浮世離れしている。おまけに「選挙には行かない」と答えた人は僅か13%だったというからこれではあたかもインターネットをやっている人間は皆手に手を取って夢遊病者のように自民党へ投票に行きそうで、いったい誰の「願望」か幾ら何でもちょっと話が出来過ぎである。笑。言ってしまえばこんなものはさながら自民党の広報が霞ヶ関の暇人らと共謀して作った疑惑の臭い紛々たる限りなくガセっぽいデータではないか。しかしながら大局的に見れば、中国当局やらビル・ゲイツやら某産経新聞やらが如何に悪知恵を働かせて言葉巧みに「偏向姿勢」へと「世論」をミスリードしようと試みても、そんな謀略はあえなく挫折し徒労に終わるしかないだろうと私自身は思っている。一般に「知」というものは隔離など出来ない普遍的なものであって、これを持続的に任意で傾斜させたり偏在させたりすることは不可能なのである。情報公開が原則とされるインターネット社会ではそういった策謀は決して許されないという点が値打ちの一つである。つまりは日々増大しつつある全世界のネットユーザーたちを舐めてはいけないということである。アッタリマイってか、ぁそ。w . . . 本文を読む