フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

愛しているという意味

2023-03-21 23:08:06 | とある知人の話

彼は妻を愛していたと言っていた。

だけど、日々100%と言うわけではなかったらしい。

つまり、憎んだり、疎ましく思ったり、嫌だと感じたり、いなくなったらどんなに楽だろうと願ったり、と言うことだったと思う。

実際彼の口からそれを聞いたわけではないが。

そう、愛するといってもずっと愛し続けてはいられないと思うのだ。

嫌なところを見たら嫌だなあと思うし、相手を見下したり。そんな一瞬があると思う。

そして彼は私の事も愛していたと思うのだが、恐らく私に対してもそのような感情はあったはずだ。

なぜなら、私は彼に対してそう感じていたからだ。時々愛したり、時々ひどく憎んだり、見下したり、侮辱したり軽蔑したりこきおろしたり。

ただ、そのような感情を持っていても態度や口に出さなければ分らないのかも知れない。

その感情を巧みに隠し、相手にずっと愛されていると思わせる技術が彼にはあった。

それで彼と知り合う女性はほぼ彼に愛されていると思い込み彼を独占したがった。

それは彼の大きな罪だと思う。

彼が死んだと聞いてどれだけの女性が涙を流しただろう。

実際のところ、彼はどの女性を愛していたのか、それは永遠の謎である。


コンサートチケット申し込み落ち続け!

2023-03-21 22:57:36 | 美しく生きるという事

とあるバンドのチケットのインターネット抽選に申し込んでいますが、

今回も2回とも落ちました。

いやーな予感しかない。

これって当選する人いるの?って感じ。

当日発売はもう秒殺なので心臓に悪い。

…今日は義父母のお墓参りに行ってきました。

汚れた墓石をたわしで洗ってあげました。

(これから自分が入る場所だから綺麗にしよう)

という声が聞こえてきたようなそうでないような…

そして去年亡くなった愛犬の事も思い出しました。

半年前のお彼岸の頃はまだ元気でお散歩行ってご飯食べていました。

それが急に歩かないわ食べないわになって…

愛犬の事は毎日思っていますが、お彼岸と言うことで胸に迫るものがあります。

ま、春になったし、新しく楽しい事探そうっと。