フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

気持ちは良く解る

2020-04-19 22:52:14 | 美しく生きるという事

社長夫妻が『身内のように働いて貰いたい』

という気持ちは良く解ります。

もし私が独立して子どもを預かる仕事を始めたとして、

気の合う人や一緒に働きたいと思う人と、

一生懸命仕事すると思うんです。

それこそ、時間を忘れて。

そしてその施設がだんだん大きくなっていったら、

人を雇うことになるでしょう。

すると、自分達の価値観と異なる価値観を持つ人も入ってきます。

その人たちに、

『私たちはこれまでこうやって来たのだから、あなたも同じようにして欲しい』

と言い勝ちになりますよね。

相手に自分達と同じ振る舞いを要求します。

 

 

そうなるのは目に見えています。

 

私は雇われの身ですから、

かといって向こうの要求をすべて丸のみにはしたくなく、

どこかで折り合いを付けながら毎日闘わなくてはなりません。

時々フッと馬鹿馬鹿しいな、と思いながら、

メリットのあるやり方を選択していくしかなさそうです。