「暴れみこし」勇壮に
伊勢原市・日比多神社で春季例大祭
4/24(水) カナロコ
山車を背に進む「暴れみこし」
=伊勢原市三ノ宮
伊勢原市三ノ宮の比々多(ひびた)神社で
22日、1300年以上続くとされる春季
例大祭があり、左右に激しく揺らしながら
担ぐ氏子による「暴れみこし」が勇壮に繰り
出された。にぎやかな太鼓の音色とともに、
からくり人形の載った山車3基も道を練り、
春の伊勢原に活気を運んだ。
暴れみこしは午後1時20分ごろ、神社を出発。
額に汗を光らせた氏子の「イヤートーサッセ
(弥遠=いやとお=に栄えたまへ)」の掛け
声とともに、揺れながら町中を進んだ。
加藤清正や熊谷直実らのからくり人形が屋根に
載った高さ約7メートルの山車3基も巡行。
沿道に詰め掛けた写真愛好家は熱心にレンズを
向けた。
同神社によると、春季例大祭は672年に始ま
ったとされ、「かながわのまつり50選」にも
指定されている。
「津波が来たら、内陸へ」
横浜駅周辺の避難方向を一本化
4/24(水) カナロコ
横浜駅周辺の津波避難の方向
津波が来たら内陸へ-。大規模地震時の横浜駅
周辺地区の避難対策を巡り、横浜市や事業者な
どの協議会が新たな方向性を打ち出した。これ
までは浸水リスクの低いみなとみらい21(MM
21)地区も避難先に含めていたが、海に近づく
形となるため、混乱を招きかねないと判断。避難
方向を内陸の高台に事実上、一本化する指針の変
更を行った。ただ、ピーク時に10万人を超える
地区内の滞留者全員が高台に向かうと間に合わな
いため、駅付近のビルも避難先として活用する。
市などは昨年12月、横浜駅周辺地区都市再生安全
確保計画を改定し、避難方向の見直しを了承。今年
3月にまとめた防災ガイドラインに新たな避難誘導
指針を盛り込んだ。駅の改札口付近や地下街に避難
マップやポスターを張り、周知を図っている。
地盤が低く川に囲まれている横浜駅周辺は津波の
浸水リスクが高い。東日本大震災を受けて県が公表
した最大級の津波想定で、西口や東口の商業エリア
はほぼ全面的に浸水することが分かり、買い物客や
就業者らの避難先の確保が課題として急浮上した。
一方で、隣接するMM21地区は地盤が高く建物の
倒壊リスクも低いことから、避難先の一つに位置付
けていた。
しかし、その後の検討で、(1)MM21地区へは海
に近づくことになり、避難者が混乱する(2)MM
21から内陸へ避難しようとする人と交錯する-と
いった事態が懸念され、見直しが必要との判断に至
った。内陸側の反町、三ツ沢などを中心とした海抜
5メートル以上の高台へ誘導する形に指針を変更した。
ただ、平日午後で最大10万2千人とされる滞留者の
避難行動を分析した結果、内陸への「高台避難」が完
了するのは1時間25分後と判明。おおむね1時間
15分後と見込まれる「慶長型地震」の最大波到達に
間に合わないため、市が公共施設や商業ビルから選ん
だ津波避難ビルなどへの「高所避難」も組み合わせると、
おおむね1時間で避難できるとの結果が出たという。
市によると、横浜駅周辺の避難ビルは15カ所ほど。
今後の再開発で増える見通しだが、受け入れ能力は
不足しているのが現状だ。
ガイドラインではこのため、津波発生時の避難先に
大勢の人々が集中しないよう分散避難の方針を示す
とともに、鉄道を含めた地元事業者や市、県警、自治
会などが情報伝達や誘導といった役割を分担すると定
めた。市は「高台へ向かうか、ビルの上階に逃げ込む
かは、その時の滞在場所などによって異なる」と説明し、
状況に応じた判断や行動を促している。
横浜駅周辺は開発時期が古く、耐震性に課題のあるビル
が比較的多いため、揺れによる倒壊や火災も懸念される。
また、鉄道の途絶などで3万人余りの帰宅困難者が見込
まれており、混乱をいかに回避するかも大きな課題とな
っている。
GWストは見送り 港湾労組「引き続き交渉」
4/24(水) カナロコ
14,15日の48時間ストライキで港湾機能
が止まった横浜港=15日、横浜市中区の山下ふ頭
全国港湾労働組合連合会(全国港湾)は24日、
ゴールデンウイーク(GW)期間中に全国の港で
実施を示唆していたストライキを見送ると明らか
にした。最低賃金の引き上げなどを求めた今年の
春闘では事業者側との交渉はまとまっていないが、
港湾物流が長期間止まることで日本経済や市民生
活への影響が大きいと判断した。
全国港湾によると、同日午後、事業者団体の「日本
港運協会」(日港協)と団体交渉を実施。最低賃金
の扱いなどを巡る労使の隔たりは依然埋まらなかった。
一方、日港協はGW期間中のスト見送りを要請。
全国港湾は「国民への影響を配慮し、組合もいた
ずらに物流への混乱を招くことは望むものではない」
として、ストを行わず、5月9日に開く団体交渉で
協議することにした。
全国港湾の玉田雅也書記長は「今後の道筋は見え
ていないが、(スト見送りは)やむなく判断した。
労働者の環境改善のため、誠意ある回答を引き続き
求めていく」と話している。
鶴岡八幡宮で流鏑馬神事
=神奈川県鎌倉市
4/24(水) 時事通信
流鏑馬で矢を放つ射手=21日、神奈川県鎌倉市
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で、疾走する馬上
から矢を放ち、三つの的を射る流鏑馬(やぶさめ)
神事が行われた。観覧席には外国人観光客も多く
見られ、興奮した様子で迫力あふれる伝統武芸を
カメラに収めていた。
武者姿の射手を乗せた馬は、東鳥居と西鳥居を
結ぶ約250メートルの馬場を小石や土煙を上げ
ながら疾走。射手が矢を放ち、木の板でできた
的が割れる乾いた音が響くと、観客から大きな
拍手や歓声が上がった。
鶴岡八幡宮の流鏑馬は、源頼朝が催行したこと
が始まりとされる。今回の流鏑馬は鎌倉まつり
の最終日に行われたが、9月の八幡宮の例大祭
でも披露される。
大きなこいのぼりが古民家彩る
セン北の都筑民家園で /神奈川
4/24(水) みん経新聞ネットワーク
"掲揚されているこいのぼり"
大こいのぼりの展示が4月20日、横浜市営地下鉄
センター北駅近くの都筑民家園(横浜市都筑区
大棚西2、TEL 045-594-1723)で始まった。
(港北経済新聞)
江戸時代の民家「旧長沢家」(横浜市指定文化財)
を移築した古民家を公開している同園。2010年には
「都筑民家園に茶室を贈る有志の会」により寄贈
された茶室「輪亭(りんてい)」がオープンした。
園内では季節ごとに日本の伝統的な行事にあわせた
企画を展開している。
毎年この時期はこどもの日にあわせて、庭と主屋内
に10メートルを超える大こいのぼりを展示してきた。
かやぶき屋根やいろりなど、昔ながらの日本の風景
とこいのぼりを楽しめることから、毎年訪れる人も
多い。
5月5日には「こどもの日」にちなんだイベント「イキ
イキこどもデー」を予定。子ども手打ちそば教室や
子どもお茶会などのワークショップ(有料、要予約)
のほか、模擬店や南京玉すだれ、しの笛コンサート
などを行う。
開園時間は9時~16時30分(入場無料)。「イキイキ
こどもデー」は11時~14時。展示は5月5日まで。
伊勢原市・日比多神社で春季例大祭
4/24(水) カナロコ
山車を背に進む「暴れみこし」
=伊勢原市三ノ宮
伊勢原市三ノ宮の比々多(ひびた)神社で
22日、1300年以上続くとされる春季
例大祭があり、左右に激しく揺らしながら
担ぐ氏子による「暴れみこし」が勇壮に繰り
出された。にぎやかな太鼓の音色とともに、
からくり人形の載った山車3基も道を練り、
春の伊勢原に活気を運んだ。
暴れみこしは午後1時20分ごろ、神社を出発。
額に汗を光らせた氏子の「イヤートーサッセ
(弥遠=いやとお=に栄えたまへ)」の掛け
声とともに、揺れながら町中を進んだ。
加藤清正や熊谷直実らのからくり人形が屋根に
載った高さ約7メートルの山車3基も巡行。
沿道に詰め掛けた写真愛好家は熱心にレンズを
向けた。
同神社によると、春季例大祭は672年に始ま
ったとされ、「かながわのまつり50選」にも
指定されている。
「津波が来たら、内陸へ」
横浜駅周辺の避難方向を一本化
4/24(水) カナロコ
横浜駅周辺の津波避難の方向
津波が来たら内陸へ-。大規模地震時の横浜駅
周辺地区の避難対策を巡り、横浜市や事業者な
どの協議会が新たな方向性を打ち出した。これ
までは浸水リスクの低いみなとみらい21(MM
21)地区も避難先に含めていたが、海に近づく
形となるため、混乱を招きかねないと判断。避難
方向を内陸の高台に事実上、一本化する指針の変
更を行った。ただ、ピーク時に10万人を超える
地区内の滞留者全員が高台に向かうと間に合わな
いため、駅付近のビルも避難先として活用する。
市などは昨年12月、横浜駅周辺地区都市再生安全
確保計画を改定し、避難方向の見直しを了承。今年
3月にまとめた防災ガイドラインに新たな避難誘導
指針を盛り込んだ。駅の改札口付近や地下街に避難
マップやポスターを張り、周知を図っている。
地盤が低く川に囲まれている横浜駅周辺は津波の
浸水リスクが高い。東日本大震災を受けて県が公表
した最大級の津波想定で、西口や東口の商業エリア
はほぼ全面的に浸水することが分かり、買い物客や
就業者らの避難先の確保が課題として急浮上した。
一方で、隣接するMM21地区は地盤が高く建物の
倒壊リスクも低いことから、避難先の一つに位置付
けていた。
しかし、その後の検討で、(1)MM21地区へは海
に近づくことになり、避難者が混乱する(2)MM
21から内陸へ避難しようとする人と交錯する-と
いった事態が懸念され、見直しが必要との判断に至
った。内陸側の反町、三ツ沢などを中心とした海抜
5メートル以上の高台へ誘導する形に指針を変更した。
ただ、平日午後で最大10万2千人とされる滞留者の
避難行動を分析した結果、内陸への「高台避難」が完
了するのは1時間25分後と判明。おおむね1時間
15分後と見込まれる「慶長型地震」の最大波到達に
間に合わないため、市が公共施設や商業ビルから選ん
だ津波避難ビルなどへの「高所避難」も組み合わせると、
おおむね1時間で避難できるとの結果が出たという。
市によると、横浜駅周辺の避難ビルは15カ所ほど。
今後の再開発で増える見通しだが、受け入れ能力は
不足しているのが現状だ。
ガイドラインではこのため、津波発生時の避難先に
大勢の人々が集中しないよう分散避難の方針を示す
とともに、鉄道を含めた地元事業者や市、県警、自治
会などが情報伝達や誘導といった役割を分担すると定
めた。市は「高台へ向かうか、ビルの上階に逃げ込む
かは、その時の滞在場所などによって異なる」と説明し、
状況に応じた判断や行動を促している。
横浜駅周辺は開発時期が古く、耐震性に課題のあるビル
が比較的多いため、揺れによる倒壊や火災も懸念される。
また、鉄道の途絶などで3万人余りの帰宅困難者が見込
まれており、混乱をいかに回避するかも大きな課題とな
っている。
GWストは見送り 港湾労組「引き続き交渉」
4/24(水) カナロコ
14,15日の48時間ストライキで港湾機能
が止まった横浜港=15日、横浜市中区の山下ふ頭
全国港湾労働組合連合会(全国港湾)は24日、
ゴールデンウイーク(GW)期間中に全国の港で
実施を示唆していたストライキを見送ると明らか
にした。最低賃金の引き上げなどを求めた今年の
春闘では事業者側との交渉はまとまっていないが、
港湾物流が長期間止まることで日本経済や市民生
活への影響が大きいと判断した。
全国港湾によると、同日午後、事業者団体の「日本
港運協会」(日港協)と団体交渉を実施。最低賃金
の扱いなどを巡る労使の隔たりは依然埋まらなかった。
一方、日港協はGW期間中のスト見送りを要請。
全国港湾は「国民への影響を配慮し、組合もいた
ずらに物流への混乱を招くことは望むものではない」
として、ストを行わず、5月9日に開く団体交渉で
協議することにした。
全国港湾の玉田雅也書記長は「今後の道筋は見え
ていないが、(スト見送りは)やむなく判断した。
労働者の環境改善のため、誠意ある回答を引き続き
求めていく」と話している。
鶴岡八幡宮で流鏑馬神事
=神奈川県鎌倉市
4/24(水) 時事通信
流鏑馬で矢を放つ射手=21日、神奈川県鎌倉市
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で、疾走する馬上
から矢を放ち、三つの的を射る流鏑馬(やぶさめ)
神事が行われた。観覧席には外国人観光客も多く
見られ、興奮した様子で迫力あふれる伝統武芸を
カメラに収めていた。
武者姿の射手を乗せた馬は、東鳥居と西鳥居を
結ぶ約250メートルの馬場を小石や土煙を上げ
ながら疾走。射手が矢を放ち、木の板でできた
的が割れる乾いた音が響くと、観客から大きな
拍手や歓声が上がった。
鶴岡八幡宮の流鏑馬は、源頼朝が催行したこと
が始まりとされる。今回の流鏑馬は鎌倉まつり
の最終日に行われたが、9月の八幡宮の例大祭
でも披露される。
大きなこいのぼりが古民家彩る
セン北の都筑民家園で /神奈川
4/24(水) みん経新聞ネットワーク
"掲揚されているこいのぼり"
大こいのぼりの展示が4月20日、横浜市営地下鉄
センター北駅近くの都筑民家園(横浜市都筑区
大棚西2、TEL 045-594-1723)で始まった。
(港北経済新聞)
江戸時代の民家「旧長沢家」(横浜市指定文化財)
を移築した古民家を公開している同園。2010年には
「都筑民家園に茶室を贈る有志の会」により寄贈
された茶室「輪亭(りんてい)」がオープンした。
園内では季節ごとに日本の伝統的な行事にあわせた
企画を展開している。
毎年この時期はこどもの日にあわせて、庭と主屋内
に10メートルを超える大こいのぼりを展示してきた。
かやぶき屋根やいろりなど、昔ながらの日本の風景
とこいのぼりを楽しめることから、毎年訪れる人も
多い。
5月5日には「こどもの日」にちなんだイベント「イキ
イキこどもデー」を予定。子ども手打ちそば教室や
子どもお茶会などのワークショップ(有料、要予約)
のほか、模擬店や南京玉すだれ、しの笛コンサート
などを行う。
開園時間は9時~16時30分(入場無料)。「イキイキ
こどもデー」は11時~14時。展示は5月5日まで。